第1位は「帰り道は遠回りしたくなる」です。

この曲の人気の要因の1つとして、乃木坂46の顔とも言えたエースメンバー

「西野七瀬」が卒業前に参加した最後の楽曲ということが関連していると考えられます。

あまり賑やかな曲ではなく、バラード調で落ち着いた雰囲気を纏った曲です。

センターはもちろん西野七瀬。

MVで重要な西野と秋元の関係

このMVには、要チェックするべきポイントが1つあります。

それは、秋元真夏が西野七瀬に対して「おかえり」と伝えているシーン

ここに関しては過去の2人の関係性が重要です。

実は、この2人は不仲な時期がありました。

秋元真夏は1期生として乃木坂46に合格したものの、直後に学業専念で活動を休止。

その傍ら、西野七瀬は徐々に人気を高め3rdシングルで七福神入りを果たしました。

しかし、4thシングルで秋元真夏が復帰と同時に選抜・福神入り。

対して西野七瀬は、選抜入りはしたものの福神を外れてしまいました。

これを西野は「秋元に場所を奪われた」といった具合に感じてしまったそうです。

約1年もの間、会話もしない冷えた関係になってしまいました。

しかし、2014年2月に乃木坂46が横浜アリーナで開催したライブでのこと。

西野が「あの日言えなかった言葉でこの曲を始めます。真夏、おかえり。一緒に頑張ろう」と語りました。

これで2人の仲は解消…むしろ一気に距離が縮まったのです。

番外編

【乃木坂46】2020年版人気曲ランキングTOP10!初心者必見☆カラオケ向けの曲から人気の夏曲までの画像

性別を問わず、幅広い年齢層から支持を得ている乃木坂46。

上記以外にも心ときめく楽曲を沢山リリースしています。

そこで、2020年に発表された楽曲にフォーカスを当てて、もっと乃木坂46が好きになる1曲を厳選してみました。

一読ください。

小室哲哉が乃木坂46を初プロデュース

先ずは、「Route246」です。

2020年7月24日にダウンロード配信とストリーミング配信を開始しました。

作曲・編曲は、2018年1月に芸能界引退を発表した音楽プロデューサー・小室哲哉が担当。

1990年代にダンスミュージックを大流行させた小室哲哉ならではのTKサウンドが全開。

懐かしさと新しさが入り交じるかっこいいダンスナンバーに仕上がっています。

選抜メンバーは18名。

ノリに乗っている面々で構成された強力なフォーメーションです。

最前列のセンターは次世代のエースと呼ばれている齋藤飛鳥が担当。

その周囲には、与田祐希・生田絵梨花・遠藤さくら・賀喜遥香の4名が。

遠藤さくらと賀喜遥香は、4期生ながらも、メキメキと実力を向上させている有望株です。

2列目以降の配列も次代の乃木坂46を担うメンバーが中心。

新たなフィールドに挑戦しようとしている姿勢が窺えます。

4期生の名刺代わりとなっている1曲

続いては、「I see…」。

2020年3月25日発売の「しあわせの保護色Type-D」のカップリング曲です。

その特徴は、ファンキーな要素が散りばめられたメロディーライン。

実は、ジャニーズアイドルに楽曲提供してきた実績を持つユニット・youth caseが作曲しているのです。

「ダイナマイト」や「Dear WOMAN」など、SMAP人気曲にそっくり。

1990年にポップスに夢中になった世代は、懐かしさを感じられるのではないでしょうか。

他方、長年にわたって乃木坂46を追いかけているファンにとっては、4期生の躍進を物語る名曲

11人の4期生が登場するMVは、初々しく瑞々しい。

彼女たちの素の表情が垣間見られ、キュンキュンします。

同時に、近々1期生~3期生を脅かすことになるであろう4期生の勢いが感じられます。

MVで自分好みの“推しメン”を探してみてはいかがでしょうか。

疲れた心を潤してくれる

続いては、「世界中の隣人よ」です。

他者と社会的距離を保たなければならない状況が題材となっています。

MVが公開された2020年5月25日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、多くの人々が窮屈な生活を強いられていました。

連日のようにテレビで流れる感染者・死者の情報。ウイルスの脅威と隣り合わせの日々。

私たちは、いかに人間が無力であるかという現実を突きつけられていました。

そんな疲弊している人々に寄り添うように「世界中の隣人よ」の歌詞が綴られています。

たとえ離れていても大切な人と心で繋がっている。今この瞬間、最前線でウイルスと闘っている人がいるんだ、感謝しよう。

コロナ禍で忘れてはならないことを優しく教えてくれます。

“隣人を自分自身と同じように愛しなさい”

これは、キリスト教聖書に記されている戒めの1つです。

“隣人”は、自分の身近な人だけでなく、全ての他者を意味しています。

通勤途中、すれ違う知らない人。毎日のようにコンビニのレジで対面する店員。

素性が分からない他者のことを想い、尊い存在として考えられ人が増えれば、状況は少しずつ好転するのではないでしょうか。

逆に、見えないウイルスの侵食に怯え、他者を攻撃していては、心がすさんでいくだけです。

乃木坂46では、与田祐希と佐藤がウイルスに感染。

この出来事を契機に「ウイルス感染は対岸の火事ではない」という意識がグループ内で芽生えたのではないでしょうか。

仲間の痛みを分かち合っている彼女たちだからこそ歌える「世界中の隣人よ」。

じんわり心に染み入ります。

MVは、所属しているメンバーだけでなく、卒業した面々も登場。

まさか、このような形で新旧メンバーの合作が誕生するとは、驚きですね。

彼女たちの歌声を聴き、英気を養いましょう。

乃木坂46はこれからも飛躍し続ける

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国民的アイドルとも言える乃木坂46。

記事冒頭でお伝えした通り、まだまだ成長し続け、勢いが止まる様子がありません。

これからも活躍の場を更に広げ、様々なシーンでその姿を見せてくれることは間違いないでしょう。

楽曲はもちろんですが、各メディア露出なども要チェックです。

これからも乃木坂46というアイドルグループから目が離せません!

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