楽曲とメンバー

乃木坂46【サイコキネシスの可能性】歌詞の意味を徹底解説!なぜ超能力に頼りたいの?恋心の行方に迫るの画像

「サイコキネシスの可能性」は乃木坂46が2013年に発売したシングル「君の名は希望」のカップリング曲です。

楽曲は4形態で発売されたうちの通常版に収録されています。

オリジナルの歌唱メンバーはこちらです。

サイコキネシスの可能性
(センター:桜井玲香・西野七瀬)

秋元真夏、伊藤寧々、井上小百合、桜井玲香、中田花奈、永島聖羅、西野七瀬、若月佑美

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/君の名は希望

すでにグループを卒業してしまっていますが、桜井玲香と西野七瀬の二人がセンターを務めています。

楽曲は僕の視点で歌われる片思いの歌です。しかしストレートな恋の歌とは少し毛色が違います。

タイトルにもあるサイコキネシスが重要なファクターとなっているのです。

歌詞にはどんな物語が隠されているのか、紐解いていきましょう。

見つめるだけの恋

君への想い

君からおいで
僕の両手の中へ
ちゃんと気持ち知りたい
走っておいで
ハートに向かって
僕は念力で
Love me!

出典: サイコキネシスの可能性/作詞:秋元康 作曲:杉山勝彦,小倉しんこう

君へ対する僕の呼びかけから曲ははじまります。

ここで待っている僕の腕の中に、君の方から来て欲しいといっていますね。

君が僕をどう思っているのか、本当の気持ちは知らないようです。

君の心が僕に向かうように念力を送ります。

膨らむ気持ち

振られたらどうしよう?って
ネガティブなことを忘れて
どんなに好きかを
イメージするんだ
休み時間のグラウンドで
シャツの袖までまくって
バレーボールしている
君を思ったよ

出典: サイコキネシスの可能性/作詞:秋元康 作曲:杉山勝彦,小倉しんこう

僕の状況がみえてきました。

主人公である僕は君に片思いをしています。

振られてしまうことが怖くて気持ちを伝えることができず、遠くから眺めているだけの状態にあるようです。

最初の歌詞僕の頭の中の願望だったのですね。

主人公のことなど知らずに楽しそうに遊んでいる君を見つめながら、ひたすら好きな気持ちを膨らせます。

ある時突然
君はボールを捨てて
僕の(僕の)方に(方に)
来たらいいな

出典: サイコキネシスの可能性/作詞:秋元康 作曲:杉山勝彦,小倉しんこう

ふと主人公は思います。急に楽しんでいる遊びを投げ出して、君が僕の方に来てくれたらいいのに。

君との距離を縮めたいと思う、主人公の気持ちがありありとつづられています。

君に来て欲しい!

君からおいで
僕は祈るしかない
無理なことであっても
微笑んでくれ
自分の意志で
振り返るように
Love me!

出典: サイコキネシスの可能性/作詞:秋元康 作曲:杉山勝彦,小倉しんこう

サビでは冒頭と同じように君に振り向いて欲しい僕の思いが歌われています。

祈ることしかできないと言っているように、やはり自分から行動する勇気は起きないようです。

親しげな口調で君を呼んでいるのは、君から慕われて頼られる僕でありたいという望みの表れでしょうか。

それが難しいことであると主人公は分かっています。

それでもせめて微笑みかけて欲しいと願いながら、好きだという想いを送り続けるのです。

超能力のパワー