歌い続けて
ここでご紹介する「大丈夫」はそんな節目に相応しい景気の良い曲です。
観客を巻き込むリズムとノリの良いこの曲にはどんな思いが込められているのでしょうか。
走り続けて
どんな仕事であれ、20年間続けるというのは大変なことです。
そこには、努力と根性が必要であることが想像に難くありません。
また、運や風向きといった自分ではどうにもならないものの力も働いたでしょう。
アーティストなど浮き沈みの激しい仕事においては、特にそれらが顕著です。
努力だけでも、運だけでも長く続けることは不可能です。
振り返れば短い20年。
歌手、氷川きよしにとってはどんな20年だったのでしょうか。
大丈夫という意味
日常的にもよく使用される「大丈夫」という言葉。
そこにはどんな意味があるのでしょうか。
「大丈夫」という言葉についてみてみましょう。
安心してよいよ
「大丈夫」という言葉は、強いことや安心できることを言います。
何かに対して安心して行える様を指し、英語でいうところの「OK」という感じでしょうか。
もう一つは、間違いないことを指すこともあります。
「試験は大丈夫そうだ。」など、間違いなくクリアできそう、うまくいきそうな時にも使います。
他にもいくつかの使い方があり、「大丈夫」は普段生活で日常に使用されています。
どの意味においても、安心や強さを含むことが多い言葉です。
危なげのない安定感を意味する、良い言葉といえるでしょう。
20年の重み
前向きで、安定感がある「大丈夫」という言葉。
そこには、強さも感じられます。
「大丈夫だよ。」人は強さと優しさを持ってそう答えるでしょう。
「大丈夫」という言葉は、20年間を走り続ける氷川きよしに相応しい言葉です。
20年間、トップを守り続けることの大きさを物語るタイトル。
彼の歌手として、人間としての重みを感じるタイトルです。
夢をおいかけ
夢は果てなく 憧れのせて
笑いとばせぬ悲しみも バネになれ
すったもんだの 世の中で
ひとりぼっちは 味気ない
お手を拝借
アリャさ コリャさ
エーエーエェ 大丈夫だよ
出典: 大丈夫/作詞:森坂とも 作曲:水森英夫
軽快に始まる曲。
歌詞についてみていきましょう。
夢は続くよ
夢と憧れは、未来を描くうえでの原動力です。
夢があるからそれに向かって頑張ることができます。
憧れを持つから、無我夢中になれるでしょう。
果てない夢は若者の特権です。
年齢は重ねても心は若者。
まだまだ未来を描きながら羽ばたく様子が目に浮かびます。
どんなに大きな夢を描いていても、時に悲しみにぶつかることもあるでしょう。
勢いだけでは跳ね飛ばせない程の悲しみもまた人生の原動力に。
悲しみや、苦しみを飲み込むことも明日への活力につながります。