「FUNKY MONKEY BABYS」というアーティスト
2006年にメジャーデビューを果たした「FUNKY MONKEY BABYS」(ファンキーモンキーベイビーズ)。
通称「ファンモン」と呼ばれるグループです。
ちょっと照れくさいような言葉も不器用なくらい真っ直ぐに綴る歌詞が、多くのリスナーの心に響き人気を博したアーティストです。
いまの20代にとっては、”青春”にはファンモンの曲があったといっても過言ではないかもしれません。
かくいう筆者もそのひとり。野球応援しかり、学校祭しかり、初恋の人との思い出の曲しかり……。
高校時代の思い出には、必ずと言っていいほどFUNKY MONKEY BABYSの音楽が共にあります。
なので、今になってもファンモンの曲を聴くと胸がざわめくというか、きゅっと切なくなってしまいます……。
胸を熱くするナンバーを多く持つ彼らは、若者を中心に世代を超えた人々に感動を与えてきました。
ご存知の方も多いと思いますが、FUNKY MONKEY BABYSはすでに解散したグループ。
人気絶頂のなか、突然の解散が発表されたのは2013年のことでした。
メジャーデビューから7年、ヒット作を数多く生み出した”青春”の代弁者ともいえる彼等の物語は幕を閉じたのです。
当時の衝撃をいまでも鮮明に覚えています。ちょうど同じ年に失恋していた筆者。
落ち込んでいるとき、さらに追い打ちをかけるように「ファンモン解散」という知らせが舞い込んできたショックと言ったらもう……。
当時、ものすごい風邪をひいて寝込んだ記憶があります(関係あるのかはまた別の話)。
というか、もう解散から5年も経っているんですね……(執筆時が2018年4月)。
……えっ、嘘、もう5年!!??……にわかには信じがたい事実です。時の流れというのは無常ですねえ……。
どんどん青春が遠ざかっていくような寂しさを覚えつつ……(ぐすん)
でも、大人になったいまファンモンの曲を聴いてもやはり胸を熱くするのは変わりません。
名曲というのは、どれだけ時間が経っても色褪せないモノですね。
「ラブレター」
さて、今回ご紹介するのは「ラブレター」という一曲。
恋をしているときの心情を、痛いくらいに真っ直ぐ歌い上げた名曲です。
この曲に背中を押されたという方も多くいるのではないでしょうか?
今回は、歌詞はもちろん、感動的なMVにも注目しながら詳しくご紹介していきたいと思います♪
ぜひ最後までご覧ください( ^^ )
収録情報はこちら。
ラブレターの収録情報をご紹介します♪
「ラブレター」は、2011年6月にリリースされた16枚目のシングル「それでも信じてる/ラブレター」の表題曲となっています。
「それでも信じてる」のMVには、松岡修造さんが出演。
後ほどご紹介しますが、「ラブレター」のMVには上田晋也さんが出演しています。
いずれも収録楽曲は同じですが、付属するDVDにはそれぞれのMVが収録されています。
(「ラブレター」のMVは上田晋也さんのジャケットの方に収録)
どちらのMV、ジャケットも素敵なので両方ともそろえたくなってしまいますよね……><
MVをチェック!

本当に素敵なMVですよね。
このMVで気になるところと言えば、「最後に出てきた女性はいったい誰なのか」という点。
多くの方が思ったことだとは思いますが、やはりあの女性は学生時代に想いを寄せていたあの子ではないでしょうか。
というか、そうあって欲しい……。
上田さんが、引き出しから取り出した緑の封筒。
あれは学生時代に投函できなかったラブレターと同じものと思われます。
MVのラストで渡した白い封筒。
あれは、当時は渡せなかったけれど、大人になったいま改めて想いを伝えるべく書いたラブレターだと思います。
いくつになっても、どんな関係性になっても相手に想いを伝えるというのは大切なことです。
一緒にいる時間が長くなればなるほど照れくさく感じてしまいますが、でも、だからこそ。
自分で思っているだけじゃ、伝わらない想いもあるのですから。
歌詞を徹底解釈!
”初恋”を思い出しながら聴いてください。
初めて人を好きになったときのこと。
どんどん大きくなっていく気持ちについていけなくて、感情がいっぱいいっぱい。
どきどきして心臓が破けそうになったり、切なくなったり、嬉しくなったり。
そんな当時の気持ちを思い出しながら聴いてください。
瞳を合わせて笑えるように
君の笑顔を見てると 胸が苦しくなるんだよ
こんな気持ちなんて何も知らないだろうけど
今日も僕は願ってる 瞳を合わせて笑えるように
出典: ラブレター/作詞:FUNKY MONKEY BABYS 作曲:FUNKY MONKEY BABYS
筆者は、”瞳を合わせて笑えるように”という歌詞がとっても大好きです。
最初は、それだけで良かったんですよね。「おはよう」とか「ばいばい」とか、たったそれだけでも言葉を交わせるのが嬉しかった。
それがだんだん、もっと話したいとか、いろんなこと知りたいと思うようになって、でもうまくいかなくて。
せめて、目を合わせて一瞬でもいいから笑顔が見たい。そんな純粋な気持ち。
(筆者、だんだん胸が苦しくなってきました。)