実話をもとにした名曲「チキンライス」

【浜田雅功と槇原敬之/チキンライス】歌詞の意味に誰もが号泣!松本人志が書いた歌詞は実話だった!の画像

クリスマスソングといえば、恋愛をテーマにした歌を思い浮かべる人も多いでしょう。

しかし、今回紹介する「チキンライス」という曲は、親を思う気持ちを歌ったクリスマスソングです。

この曲を歌っているのは、浜田雅功さんと槇原敬之さん。

そして作詞を担当したのは、松本人志さんです。

音楽番組「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」の司会をしていたダウンタウンのお二人。

その番組の中で槇原敬之さんがゲストに来た際、一緒に曲を作ろうという話が出ました。

そして出来上がった歌がこの「チキンライス」という曲です。

数多くのバラエティー番組で面白い話をたくさん披露しているダウンタウン。

なので面白系の歌詞を書いても不自然ではなかったのですが、出来上がったのはまさかの感動系

松本人志さんの子供時代をもとにした感動的な歌詞が話題をよびました。

ということで、今回はその歌詞の内容について詳しく解説していきます。

貧乏だった子供時代…感動的な歌詞を徹底解説!

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松本人志さんは子供時代に貧乏を経験したと話しています。

でも、貧乏ゆえに経験したことも全部笑いに変えて乗り越えてきたそうです。

そんな松本人志さんの笑いの原点でもある子供時代について書かれた歌詞。

それが「チキンライス」の歌詞です。

たまに外食に行ってもお金を使わせるのが親に申し訳なくて、結局頼んだのはチキンライス。

そんな切ないけれど心温まるエピソードを描いた歌詞を深く掘り下げてみましょう。

1番の歌詞

親孝行って何だろう

親孝行って何?って考える
でもそれを考えようとすることがもう
親孝行なのかもしれない

出典: チキンライス/作詞:松本人志 作曲:槇原敬之

冒頭から親孝行について考えさせられる深い歌詞が書かれています。

親に何か孝行をしようと思った時、きっと様々なプランを考えることが多いでしょう。

旅行や食事、ギフト、親とゆっくり会話する…。

どんなことをすれば親孝行になるのか迷ってしまう人もいるかもしれません。

しかし、親の立場からしてみればどんなことだって嬉しいのです。

「子供が自分のことを思ってしてくれた」

その事実が親にとっては一番のプレゼントであり、親孝行になるのではないでしょうか。

チキンライスを注文した松本少年の気持ちに注目!

子供の頃たまに家族で外食
いつも頼んでいたのはチキンライス
豪華なもの頼めば二度とつれてきては
もらえないような気がして

出典: チキンライス/作詞:松本人志 作曲:槇原敬之

あまり裕福ではなかった松本人志さんのお家。

そんな家で育った松本人志さんの心情を描いた歌詞が素敵です。

子供にとって外食というのは、非日常的で特別なイベントのように感じられます。

おもちゃ付きの贅沢なお子様ランチ。

日頃食べられないような高級なメニュー。

そんなものを食べたくなる気持ちだって湧いてくるものです。

しかし、松本少年は違いました。

豪華なものを頼んだら両親を金銭的に苦しめてしまうと感じたのでしょう。

わがままばかり言ったら親を困らせてしまい、次から外食はなくなるかもしれない。

そう思った松本少年は、親に気を使って値段の安いチキンライスを選んだのでしょう。

今の子供たちにも理解してもらいたい気持ち

親に気を使っていたあんな気持ち
今の子供に理解できるかな?

出典: チキンライス/作詞:松本人志 作曲:槇原敬之

昔に比べると今はだいぶ物が豊かな時代になりました。

何ひとつ不自由なく幼少期を過ごせたという人も増えたことでしょう。

しかし、どんなに裕福でも心が貧しかったら本当の幸せは感じられないのではないでしょうか。

家族を気遣うことお金を大事にすること

裕福な時代に生まれた今の子供たちはその気持ちを理解できるかな?と歌っていますね。

大人になってから蘇る"チキンライスの思い出"

(※)今日はクリスマス
街はにぎやか お祭り騒ぎ
七面鳥はやっぱり照れる
俺はまだまだチキンライスでいいや

出典: チキンライス/作詞:松本人志 作曲:槇原敬之