身も心もボロボロになってしまう。
1行目の歌詞は体の不調を表しています。
そして2行目は、気分を少し和らげてくれるような相手から連絡がこないという意味。
そのため、この場面でわかることは身も心も満たされていないということです。
彼女はもういない
彼女はもう死んでしまう
Now an angel will die
Covered in white
(天使はもう死んでしまう)
(白に覆われて)
出典: The A Team/作詞:Ed Sheeran 作曲:Ed Sheeran
このシーンの天使は、薬物依存の彼女という意味です。
「白」というのは薬物を表しています。
そのためこの場面では薬に侵食されていった様子を表現しているのでしょう。
1行目は「彼女はもう死んでしまう」という意味です。
そして「身体が侵食され弱っていく」というのが2行目の歌詞の意味になります。
彼女の望んでいたこと
Closed eyes and hoping for a better life
(目を閉じて、もっとマシな生活に憧れて)
出典: The A Team/作詞:Ed Sheeran 作曲:Ed Sheeran
「彼女を救う方法」がこの場面でわかりました。
彼女は亡くなる直前に、今よりマシな生活を望んでいたのです。
今の生活は本当に望んでいたことではない。
誰かに愛されて、誰かを愛して幸せに暮らしたかった。
毎晩のように知らない男性と夜を明かしていたのは、愛が欲しかったから。
もちろん薬という目的もあったのでしょうが、本心はそうではなかったのでしょう。
彼女の悲しい気持ちを感じ取ることができるシーンです。
今度は誰かの番
This time, now we’ll fade out tonight
Straight down the line
Just straight down the line, oh, mm
(今度は僕たちの番で)
(まっすぐに落ちていくのかもしれない)
出典: The A Team/作詞:Ed Sheeran 作曲:Ed Sheeran
彼女は天使になった。
それを見ていた人たちが、今度は僕らの番なのだと感じています。
この場面の「僕ら」は薬物を使用していない人々です。
しかし何かのきっかけで「落ちていく」かもしれない。
僕らは「最悪はすぐそばにある」のだと再確認したのです。
僕らも同じ
僕らも従って生きている
When we’re all under the upper-hand
And go mad for a couple grams
(僕らは法律に従って)
(そしてたった数グラムのために気を狂わせる)
出典: The A Team/作詞:Ed Sheeran 作曲:Ed Sheeran
この場面の「僕ら」は薬物を使用している人目線です。
僕らは従って生きている。
だから少ない薬のために気を狂わせているのだ。
これは「従い、狂う」にいた彼女と同じ状態です。
僕らもあっち側に
And me don’t want to go outside tonight
‘Cause in the pipe we’ll fly to the motherland
(今夜は外に出たくないよ)
(パイプを吸えばあっち側へ)
出典: The A Team/作詞:Ed Sheeran 作曲:Ed Sheeran