そして僕らも彼女と同じように、薬を持ってきてくれる誰かを待っている。

1行目の歌詞から読み取れるのは、「だからこの部屋から出たくない」ということです。

そして2行目からは「パイプを吸えば、僕らもあっち側へ行くのだ」という思いが感じられるでしょう。

この場面からはこのようなことを読み取ることができます。

天使たちが旅立つ

It’s too cold outside
Angels to fly
Angels to die
(あまりにも外が寒すぎる)
(天使たちが飛んでいくには)
(天使たちが死んでいくには)

出典: The A Team/作詞:Ed Sheeran 作曲:Ed Sheeran

このシーンの天使には「死んで天使になる」と「天使が死ぬ」の2つ意味があります。

1つ目はそのままの意味で、亡くなったあとに天使になるということです。

2つ目は薬物を使用していた人たちを「天使」と表記していたことからこのように。

これは、薬物依存になってしまったとしても更生したいと思っていた様子を感じたからです。

彼女たちは望んでいることがごく普通の幸せであるような、キレイな心を持っていた。

そのような意味をこの場面では読み取ることができます。

まとめ

The A Team】は、知らないだけですぐ近くにあるようなリアルを感じる楽曲です。

実際に、エド・シーランさんが出会った女性を元に作成されたということから生まれたリアル。

自分が当事者になることだって無いとはいえません。

この楽曲からは、そんな怖さが感じられるでしょう。

天使は死んでいった薬物依存者たちのことで、彼らは幸せを願っています。

手を出してしまった後悔と求めてしまう苦しみ。

この楽曲のリアルさがその辛さを語っているように感じられます。

エド・シーランは幅広い世界観を持ち、それでいて誰でも共感できる歌を作れる稀有なシンガーです。切ないバラードからラップまでこなす彼が、ラップとフォークソングを合わせて作った歌が’Galway Girl'。今回はこの歌の魅力を徹底解説します!

切ない【The A Team】とは違った雰囲気の【Galway Girl】。

エド・シーランさんの楽曲の中でもノリのよさが印象的です。

ぜひチェックしてみてください。

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