疾走感あるメロディがハマる!「ローリンガール」
イントロのピアノが綺麗
「ローリンガール」は歌が始まるとドラムやギターのカッコいいメロディが特徴です。
しかしイントロやサビの大事な所で響くピアノの音が良いアクセントになっています。
ピアノの音色でちょっとした儚さも出ており、世界観を作り上げている重要ポイントです。
特にイントロでピアノの綺麗な感じかと思ったらバンド調の曲だったと良い意味で期待を裏切られます。
「ローリンガール」歌詞解釈
過去とこれから
ロンリーガールはいつまでも 届かない夢見て
騒ぐ頭の中を掻き回して、掻き回して。
「問題ない。」と呟いて、言葉は失われた?
もう失敗、もう失敗。
間違い探しに終われば、また、回るの
出典: ローリンガール/作詞:wowaka(現実逃避P) 作曲:wowaka(現実逃避P)
歌詞の中の主人公は何か目標があったようです。
その目標に向かって進んでいたようですが、今は上手くいっていない様子。
歌詞2、3行目の言葉で主人公の戸惑いの気持ちや必死に自分に言い聞かせてる様子が読み取れます。
4、5行目では何がいけなかったのか原因を探っているようです。
原因を突き止めたら、また目標に向かって前進する。
成功と失敗の繰り返しや原因を突き止めることなどは誰しもがやってきたことがあるでしょう。
なりたいものになるため、欲しいものを手に入れるため。
成功するビジョンが見えるからこそ人は頑張れます。
届かない夢見て
出典: ローリンガール/作詞:wowaka(現実逃避P) 作曲:wowaka(現実逃避P)
しかし主人公は上記の歌詞のように、どこか諦めている気持ちがうかがえます。
それでも努力を続ける主人公。
報われない努力ほど辛いものはありません。
それでも人が努力をするのは、成功すると思っているからです。
努力したことが全て実になるとは言い切れません。
しかしどうせ失敗すると思いながら努力する人はそうそういないでしょう。
一体主人公は何を想って努力しているのでしょうか。
痛々しい努力
もう一回、もう一回。
「私は今日も転がります。」と、
少女は言う 少女は言う
言葉に意味を奏でながら!
「もう良いかい?」
「まだですよ、まだまだ先は見えないので。息を止めるの、今。」
出典: ローリンガール/作詞:wowaka(現実逃避P) 作曲:wowaka(現実逃避P)
叶わない目標と思いながらも努力を続ける主人公。
「私は今日も転がります。」
出典: ローリンガール/作詞:wowaka(現実逃避P) 作曲:wowaka(現実逃避P)
主人公が言う「転がる」というのを「努力」に変換してみましょう。
色んな努力の仕方がありますが、主人公の努力は少々痛ましいイメージを連想させます。
歌詞5行目のように周りの人が止めたくなるような方法。
具体的な事を連想するとすれば徹夜や過度な練習など、体に害が出そうな事でしょうか。
周りからやめておけと言われても、続ける主人公。
最後の歌詞のフレーズでは、さらに自分へ追い打ちをかけています。
そこまで自分を追い詰めて主人公は何を求めているのでしょうか。