永遠の若大将、加山雄三とは!?

加山雄三の2018年ライブは祝80歳の若大将が全国を巡る!?BIGなスペシャルゲストとは...!?の画像

若い世代の方には馴染みがないと思われますが、団塊の世代(その前後も含め)にとって、加山雄三アイドル的存在なのです。

加山雄三はいまで言う「二世タレント」の先駆けで、父は俳優・上原謙、母は女優・小桜葉子という芸能一家で育ちました。

ちなみに加山雄三の母方の先祖が、幕末維新で活躍した政治家で、かつて500円札に描かれていた岩倉具視です。

1961年、「夜の太陽」で歌手デビューした加山雄三。

当時の芸能界ではまだメジャーではなかったシンガーソングライターの草分け的存在で、これまでに数多くの名曲をリリースしました。

毎年恒例、24時間テレビのテーマ曲「サライ」は、谷村新司×加山雄三によって作られた楽曲です。

湘南育ちの慶應ボーイ

幼い頃は田園調布に住んでいた加山雄三ですが、病弱だったことから父が自然環境のよいところへ、ということで茅ヶ崎に引っ越しました。

それから31歳で結婚するまでずっと茅ヶ崎にいた加山雄三は海と船を愛しました。

これまでに大小10隻以上もの船を自ら設計し「光進丸」という全長30メートルを越える船を作りました。

ちなみに加山雄三の船愛は「光進丸」という曲まで作ってしまうほど。映画『若大将』シリーズにもこの「光進丸」は登場しました。

茅ヶ崎の中学から慶應義塾高等学校、そして慶應義塾大学法学部へ進学。超イケメンで湘南の海を根城に青春を謳歌した加山雄三。

それだけで当時の若者からは憧れの存在だったのです。

俳優としても大人気に

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ミュージシャンとしても大活躍の加山雄三は、俳優としてもこれまでに数多くの大ヒット作を産み出しています。

加山雄三がなぜ「若大将」と呼ばれているかご存じですか?

それは1961年公開された映画『大学の若大将』から始まって、1981年公開『帰ってきた若大将』まで18本も『若大将』シリーズに出演したからです。

中でも1965年公開『エレキの若大将』の主題歌「君といつまでも」は350万枚の大ヒット

この曲の「ぼかぁしあわせだな〜」という台詞は、加山雄三の代名詞となりました。

多くのミュージシャンに影響を与えた加山雄三

還暦記念トリビュート

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1997年4月にリリースされたアルバム『60 CANDLES』はレコード会社の垣根を越え、多くのミュージシャンが参加した加山雄三トリビュートアルバムです。

カールスモーキー石井、THE ALFEE、多羅尾伴内楽団(大瀧詠一)、槇原敬之さだまさし玉置浩二徳永英明など、加山雄三に影響を受けたアーティストたちが参加しています。

ちなみに加山雄三は、このアルバムに参加したミュージシャン全員に、フェンダー・ストラトキャスターを1本ずつプレゼントしたそうです。若大将の太っ腹ぶりには驚きですね。

傘寿記念トリビュート

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『60 CANDLES』に続き、2017年4月に傘寿記念でリリースされた加山雄三トリビュートアルバム『Respect KAYAMA YUZO』は、国内のみならず海外アーティストも参加しています。

忌野清志郎、高橋真梨子井上陽水福山雅治、そしてベンチャーズと前作以上に豪華な顔ぶれが揃いました。

桑田佳祐からももクロまで

また、桑田佳祐山下達郎など、自ら加山雄三ファンを公言するアーティストも少なくありません。

加山雄三が及ぼした影響はももいろクローバーZにまで及んでいます。玉井詩織に対し加山雄三の愛称「若大将」を名乗ることを公認しました。

幅広い年齢層のアーティストとの交流こそが、加山雄三の若さの秘訣かもしれませんね。

若大将 一夜限りの“全箇所”スペシャルライブ

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2018年1月の大宮公演から4月の沖縄公演まで全国16箇所にて「加山雄三 祝!80歳 幸せだなぁ。若大将一夜限りの“全箇所”スペシャルライブが開催されます。

特筆すべきは、毎回大物ゲストが登場することです。公式サイトにて公演終了後にどんなゲストが登場したか発表されています。

2018年2月現在、公式サイトで発表されているスペシャルゲストは以下の通りです。