エレキギターケースの種類をチェック

エレキギターのケースは材質によって大きく3種類に分類することが出来ます。

それぞれの特徴や長所・短所をチェックしておきましょう。

ソフトケース

誰でも初心者の頃から一度はお世話になったことがあるのがソフトケースです。

安価なギターには最初からソフトケースがセットになっていることが多いです。

ソフトケースは革製のものやナイロン製のものなどがあり軽量で、ケースの価格自体も安いのがメリットです。

ショルダーストラップがついていることが多いので持ち運びがしやすいという点も魅力です。

ただし素材が薄いのでギターを保護するという働きに欠ける点がデメリットです。

分厚いクッションの入った「ギグバッグ」はソフトケースの中では衝撃吸収性が高いです。

セミハードケース

外側はナイロン製ですが、内側に硬い素材を使っているのがセミハードケースです。

ナイロン素材のためショルダーストラップが付いており、ランドセルのように両肩で背負えるものもあります。

ハードケースに比べて強度は落ちますが軽く運びやすいのがメリットです。

車のトランクなどで運ぶときにもある程度他の楽器と積み重ねることが可能です。

ハードケース

最も強度が高く、外部からの刺激に耐えられるのがハードケースの特徴です。

外側が硬質のプラスチック等で作られており、積み重ねてもひしゃげたりすることがありません

特に価格の高いギターには最初からハードケースが標準装備されていることもあります。

メーカー純正のハードケースは見た目の満足度も高く、所有欲を満たすことが出来るというポイントもあります。

ケースの収納力で選ぶ

ギターケースは種類によって収納力が異なります。

どのくらいの機材を持ち歩くのかということによってケースの選び方は異なります。

エフェクターボードを使用する場合はケースの収納力は低くても良い

ギタリストでエフェクターを複数個使用するという人は多いでしょう。

一般的に4つ以上のエフェクターを使用する場合、エフェクターボードを使用することが多いです。

チューナーやシールドなどがエフェクターボードに入るため、ギターケースの収納力は低くて構いません。

ハードケースは収納力が非常に低いため、エフェクターボードとの併用が良いでしょう。

安価なソフトケースも収納力は低いです。

ギターケースだけで完結させたいと人は収納力を重視する

エフェクターやシールドを全てギターケースに収納して持ち運びたい人は収納力の高いケースを購入しましょう。

ギグバッグやセミハードケースは大きめのポケットがついていることが多く、収納力が高いです。

それでも3つ以上のエフェクターはエフェクターボードを使用することをおすすめします。

持ち運びのしやすさで選ぶ

ギターはケースによって持ち運びのしやすさが大きく変わります。

持ち運び方法によっても適するケースがあるため、自分がどのように持ち運ぶのかを考えて選びましょう。

徒歩や電車・バスの場合