「浪漫飛行/米米CLUB」の歌詞さえあれば旅行はバッチリ？！TVアニメ「ラブ米」主題歌で蘇る名曲♪

米米CLUBとは1985年にデビューし、「浪漫飛行」「君がいるだけで」などが大ヒットした日本のバンド。

ボーカルのカールスモーキー石井ら文化学院のサークル仲間で結成されたバンドで、音楽に舞台的な演出を加えたライブも好評でした。

1997年の解散後、2005年に再結成され2017年は全国ツアーも展開されています。 彼らの楽曲のうち、今回は「浪漫飛行」をとりあげます。

今、この映像をみると時代を感じさせられます。

ベースラインが特徴的で、カールスモーキー石井の詩は今でも響いています。

JALの沖縄旅行のキャンペーンソングとして170万枚を超える大ヒットになりました。 思わず旅に出たくなるポップさがありますね。

『ラブ米-WE LOVE RICE-』の主題歌として2017年には「浪漫飛行〜ラブライスver.〜」が発売。 テクノポップな「浪漫飛行」も素敵ですね。

逢いたいという気持ちはどこから生まれるのか？

これは筆者にもわかりません。

誰かに逢いたいなとか、旅をすれば新しい友だちと出会えるかもとか考えることはたくさんあります。

でも、そういう「逢いたい」という気持ち自体は、言葉になる前から心に沸き起こるものです。

その気持ちが大切だと歌われています。

そして苦しさの裏側にはきっと喜びがあります。

もしひとりぼっちで苦しい時、誰かに逢いたいと願うなら、出会えた時には喜びがあるのでしょう。

ストレートに夢をみることが歌われています。

どんな時でもそこから何かがはじまるとカールスモーキー石井は言います。

誰かと逢いたいと思う気持ちや、夢をみることが大切だと彼は歌っているのです。

ここで歌われている君とは誰でしょうか？

友だちかもしれませんし、恋人かもしれません。

ずっと語り明かしてきたのです。

そしてそういう語りあってきたことは愛や夢です。

その夢がはちきれそうになっているのです。

夢を叶えるために、トランクひとつだけで浪漫飛行へ旅立とうと歌うこの歌。

空では心が解放されています。

素敵な歌詞ですね。

そして歌の最後の方では、もう一度空へと歌われます。

胸の中にある愛や夢がもう一度輝き出す。

そういう再生の響きも感じられます。