平成の歌姫
さて今回ご紹介するのは、偉大なる平成の歌姫の一人!倉木麻衣でございます。
倉木麻衣といえばですよ、デビュー時はまだ17歳。デビュー曲は「Love, Day After Tomorrow」!いやーいまだに歌えるなこの曲!しかし17歳が歌っていたとは…
昔から大人っぽい方ですが、美しいままスクスク成長し、大人になった今とんでもない美人さんになっておられます。どうしたらこういう形で成長できるんだろう。(手遅れ)
ちなみにこの「Love, Day After Tomorrow」。実はこの曲、何のタイアップもないんですよ。
それでも売上枚数はなんと140万枚!いくらCDが売れていた時代とはいえ、これはすごい。
今は名探偵コナンの主題歌を歌っているイメージもありますよね。「Secret of my heart」とかね!いやーこれもカラオケでめちゃくちゃに歌ったなあ。
彼女の楽曲はとにかく難しいんですよ。軽い感じで歌うんでいけそうな感じするじゃないですか。いやいや迂闊に手を出すと窒息しますよ。
最近だと「渡月橋 ~君 想ふ~」ですかね!これも「名探偵コナン から紅の恋歌」の主題歌でした。ちなみにこの映画、なんと興収69億!69億って今なかなかないですよ。
今でもそんな人気コンテンツとがっつりタッグを組んで楽曲を提供しつづける歌姫、倉木麻衣。今回は2002年発売の名曲「Feel fine!」をピックアップします!
PVをチェック!
久々に聴くという方も多いかもしれませんね。まずおさらいのためにもPVをどうぞ。
青と白のコントラストが眩しい!夏にぴったりの爽やかなポップチューンですよ。
いやー懐かしい!イケイケな雰囲気があるんですけどどこかスマートといいますか、すごく品のある感じがしますよねぇ。
これは彼女が持つ、人としての上品さがにじみ出ているのかもしれませんが。
あとはちょっと少女っぽさが残っているのもまた可愛い。ですがやはり歌唱力は折紙つき。いやデビュー時点で既に相当上手かったですけどね…!
天性のハスキーボイスとクールな見た目を上手く使って、独特の世界観を構築するのは倉木麻衣の大きな魅力の一つですが、この曲もまた然り。
これだけ明るい雰囲気で歌っているのに、ただ明るいだけのサマーソングにはならないんですよね。
大人数でワイワイ楽しむ雰囲気ではなく、特定の一人に向けて歌っているような。「私と君」という限定された輪を表現するのがとてもうまいアーティストです。
思わずドキッとしちゃう。女同士なのに。いかんいかん。
La PomPonのカバーバージョンも!
実は最近、こんな可愛らしいバージョンも。
所属レーベルの後輩、La PomPonによる同楽曲のカバー!
倉木麻衣のバックダンサーを務めたこともある彼女たちによって、新しく生まれ変わった「Feel fine!」を是非ご覧あれ。
オリジナルの雰囲気を大切にしつつも、ダンスミュージックとして生まれ変わってるのが凄い!
先ほどオリジナルバージョンの方で「私と君」といった、少人数の限定された輪を表現していると書きましたけども。
こちらは全く同じ歌詞、全く同じメロディーなのにちょっとパーティー感といいますか、大人数で遊びに行こうよ!といった陽の要素が強いですよね。
これも歌い手が変わって歌が生まれ変わるいい例ですよね。歌の可能性ってすごいなぁと。表現する人によってここまで変わってくるなんて、ちょっと面白いですよね。
歌詞をチェック!
爽快感抜群!
焼けつくアスファルト 走り抜け
海岸通りに 車止め
探す君の サーフボード
素足を抜ける波 誘い出し
ボリューム上げて 君と夏をつかまえる
輝く波間 ハート焦がしていく
出典: Feel fine!/作詞:倉木麻衣 作曲:徳永暁人
ほとばしるスピード感!一瞬たりとも止まっていないイメージですよね。
ちなみにこの楽曲は「SEA BREEZE」のCMソングでした。その言葉通り「潮風」を意識して作ったとのこと。それでこのスピード感!なるほど納得ですねぇ。
「引き」のうまさ
青い海と空を
引き裂いて 飛び出そう
まだ見ぬ夢 君となら探し出せるよ
出典: Feel fine!/作詞:倉木麻衣 作曲:徳永暁人
ここのメロディーと歌詞も天才的だなぁ…
サビのワクワク感を立てるためのちょっと「引き」の歌詞なんですけど、そこに乗せるメロディーも本当にうまく「引き」に乗ってるんですよね。
このBメロのおかげで、次のサビがぐっと刺さってくるんですよ!