また会える?なんて(なぜか)
喉まで出ていた(ふいに)
今までにも何度だって
彼女とは会ってたのに…
出典: My god/作詞:秋元康 作曲:doubleglass
主人公がなぜか自然と口にしていた言葉から、やはり主人公は恋をしているのでしょう。
無意識のうちに喉まで出ていたほどですから、心の底からの感情だったようです。
しかし、ここで主人公はこの女性と「何度も会っていた」ということが判明しました。
「彼女と会ったことがあるのに、なぜまた会えるかなんて聞こうとしたんだろう?」
主人公はかねてから好意を寄せていた相手に、ばったり会ってしまったようです。
今までは友達として何度も会っていたのでしょうか。
だからこそ恋心を抱いている今、変に意識してしまう主人公の心境がわかります。
突然芽生えた恋心
神よ 教えてくれないか?
神よ どんな意味があるのか?
愛は なぜ突然 生まれたのだろう?
さあ 僕らは(そう)これから(ねえ)どうなるのか?
出典: My god/作詞:秋元康 作曲:dobleglass
主人公はやはりかねてからの友達の女性に恋してしまったようです。
この突然の恋には意味があるのか?
なぜ突然愛が生まれたのだろうか?
突然の恋心に、主人公の心が大きく揺れ動いている様子が描かれています。
僕たちの今後の関係はどうなるのか?
主人公の神にもすがりたいほど苦しい、恋心に対する葛藤がわかりますね。
次に顔を合わせるときは
この次 会った時は(時は)
何かが始まるような予感がする
出典: My god/作詞:秋元康 作曲:dobleglass
好きな人と偶然会っただけで何も変なことをしていないのに、次に会うのが怖い。
そんな経験が誰しも一度はあるのではないでしょうか。
自分の恋心に気づき、偶然会ってしまった主人公と「彼女」。
主人公は「この次顔を合わせるとき、どうなるのだろう?」と考えます。
「次はふたりの関係に変化が起きているかもしれない」
そんな、主人公の期待感や不安、様々な感情が入り混じっている歌詞です。
予想不可能な未来が待っている
知らないドアは(いつも)
こっそりと開いて(開いて)
予想外の未来の世界
連れてってくれるんだ
出典: My god/作詞:秋元康 作曲:dobleglass
自分でも「彼女」に恋をするなんて思っていなかった主人公。
個展の帰り道、偶然会って何気ない会話をしただけで恋に落ちる。
あるいは、それ以前に恋していたもののその時まで気づかなかったのかもしれませんね。
「神」はそんな予想外の未来をいつだって自分に与えてくれます。
今までは自分の恋心の辛さを歌っていた主人公。
しかし、ここでは予想のつかない未来への前向きな感情も見え、希望があるように思えます。
人生は一瞬で変わる!
こんな風(ふう)に
運命は
一瞬で
変わるんだね
出典: My god/作詞:秋元康 作曲:dobleglass
神によって予想不可能な未来を突然与えられた主人公。
運命が一瞬にして変わり、主人公にとっては人生が大きく分岐した瞬間でもあったのでしょう。
先ほどまでの辛い悲壮感は薄くなり、主人公はどこか未来を楽しみにしているようです。
「お茶でもしようか」も言えない内気な主人公でしたが、これからは希望に溢れています。
「My god」という言葉も、悲観的な意味ではないように感じますね。
「今まで友達としか思ってなかったのに!マジかよ!」
といったような意味で「My god」と叫んでいるのではないでしょうか。
神は全て知っていたのだろうか?
神よ 知っていたんだろう?
神よ 2人の物語を
愛のタネはずっとそこにあったのか
やっと僕が気づいただけだ
出典: My god/作詞:秋元康 作曲:dobleglass