「ギルガメシュ叙事詩」の中でギルガメシュは「星が自分に降ってくる夢」を見ました。
そして夢解きの女神リマトが「友の到来を暗示する夢」と解釈したのです。
その友こそがエンキドゥですね。
ギルガメシュは夢でエンキドゥの存在を知り、エンキドゥもギルガメシュの元へ向かいました。
2人は運命的に出会い、その後は唯一無二の親友となるのです。
『星が降るユメ』はこの2人の出会いをまさに歌詞で表現しているといえるのではないでしょうか。
心の隙間を埋めてくれる大切な人、それはこのエンキドゥの存在だったのです。
最後に
悲しい過去と決別しないという生き方
藍井エイル『星が降るユメ』のベースとなった「ギルガメシュ叙事詩」と共に解釈してきました。
いかがだったでしょうか?
「ギルガメシュ叙事詩」の出会いと別れ、そこから学ぶべき心の在り方を訴えた歌詞でしたね。
思い返したくない、悲しい過去は誰でもあるものです。
思い返すことで古傷が開くように、悲しい気持ちが蘇るかもしれません。
ところが未来を生きるヒントが、悲しい過去にあるとしたらどうでしょう。
過去と決別するのは楽ですが、それが進歩につながらないのなら、過去の自分と変わっていないということ。
過去を含めて今の自分があるのです。
そして未来への扉の鍵こそが過去。
そんなメッセージを『星が降るユメ』から受け取ることができました。
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