中毒性のあるヴォーカルが魅力のラックライフ♫
ラックライフをご存知ない方のためにメンバーをちょっとご紹介!
ラックライフは、大阪出身のロックバンドです。メンバーは、ヴォーカルで今回の楽曲「シンボル」の作詞作曲も手がけているPON(ぽん)さん。
エッジの効いたギターを担当しているikoma(いこま)さん。ベースを担当しているたくさん。ドラムスを担当しているLOVE大石(らぶおおいし)さんの4人組。
なんと、全員が大阪にある高校の同級生なのだそうです!同じ学校から1人でもプロミュージシャンが出る事すら珍しいのに、メンバー全員が同じ学校の出身とはすごい事ですね。
最大の魅力は、ヴォーカルのPONさんの滑らかなのにドスの聴いた声質です。今回ご紹介する「シンボル」にもその魅力がたくさん詰まっていますよ。
では、さっそくMVからチェックしてみましょう!
アニメ『食戟のソーマ 餐ノ皿』のオープニング曲に抜擢!
アニメ『食戟のソーマ 』とは
アニメを見ない方もいらっしゃるかと思いますので、簡単にアニメ「食戟(しょくげき)のソーマ」についてご紹介します。
こちらは、附田祐斗さん原作、佐伯俊さん作画による漫画作品で、2012年から週刊少年ジャンプ(集英社)に連載されています。
ちなみに「原作」というのは漫画のストーリーを考える方で、そのシナリオを元に主人公などを描いて行くのが「作画」担当の方になります。
漫画の内容を一言で表すなら、下町の定食屋の息子で料理人の少年・幸平創真(ゆきひらそうま)の成長と活躍を描く料理漫画。
2015年からテレビアニメ化され、2018年4月からは第3期後半がTOKYO MIX、BS11他で放映しています。
タイトル『食戟のソーマ 餐ノ皿』は後半は「さんのさら」と読むのですが、第3シーズンだからなのですね。
「シンボル」の歌詞をチェック!
まずはAメロから見てみましょう
信じているモノはあるかい?
影も形もなくて構わない
思い出してよ僕らの日々を
光を放つ君の胸の中で
夢、希望、指を咥えて
ただ眺めて終わるつもりはなく
きっといつか叶うはずだって
そんな他人事みたいな話かい?
出典: シンボル/作詞:PON 作曲:PON
短いイントロに注目!
注目して頂きたいのがイントロです。現代はストリーミングの影響もあり、リスナーは最初の何秒かを聴いただけで「この曲を買うか買わないか」すぐ判断します。
ですので日本の楽曲はもちろん、米国ビルボードにランクインする曲も年々イントロが短くなっているのです。
具体的には、1980年代には約20秒あったイントロが、20年後の現代は約12秒まで圧縮されています。
お父さん(おじいちゃん)世代には懐かしい、イーグルスの名曲「Hotel California(ホテル・カリフォルニア)」の美しいイントロは約50秒もありますので、隔世の感がありますね。
では今回の「シンボル」のイントロは、何秒でしょう!?小節にすると、3小節半。秒数にすると、なんと「6秒」ほどです!
現代の楽曲の平均の、さらに半分の長さのイントロですね。これは、アニメのオープニング曲という事情も関係しているのかもしれません。
イーグルスのように長いイントロも、個人的には味わいがあって好きですけれどね。
イントロが短い上に、歌詞も最初から直球です!「本当は追いかけたい夢があるんだろう?ないとは言わせないぞ!」というような迫力がありますね。
ただ、特に10代など若い世代の方はそれをうまく言語化できない場合があるので、「うまく言えなくてもいいから感じてみなよ」という事を訴えたいのでしょう。
続いてBメロ
夢中に話していた未来
その未来の上に立って
同じ様なその先の未来
飛び越えたいのそれの向こうへ
出典: シンボル/作詞:PON 作曲:PON
サビに向かうBメロもシンプルです。ここでは過去の延長線上の未来を想像するのではなく、まずは「未来」を思い描いて、それを実現するために現在を作って行こうという内容です。
いわゆる「演繹法(えんえきほう)」的なアプローチ。「バックキャスティング」的なアプローチとも言います。成功している方の多くが、この思考法を用いています。