ファーストフルアルバム収録曲
アルバムの表題曲
作詞はころん本人
この曲の作詞は、ころん本人が手掛けています。
ころんが作詞するのは、2019年リリースの「敗北ヒーロー」、2020年の「敗北の未来地図」に続く3曲目。
ころんは、自分の素直な気持ちを歌詞にしたと語っています。
アルバムのタイトルもころんが決めました。
この曲を聴いてほしい、注目してほしいという思いが感じられる楽曲です。
実写のMVは大好評
普段のころんはイラストキャラクターの姿で活躍していますが、この曲のMVは実写版でご本人が登場。
MVの中では顔ははっきりと見えないものの、実際に歌っているころんの姿が映し出されています。
生身の人間のころんが感じられるMVのため、視聴するとより世界観を感じられるでしょう。
MVは、YouTubeで誰でも見られます。
映像からは、普段のほんわかしたキャラクターとは違うかっこいいクールな雰囲気が楽しめます。
ころんのギャップに、さらにファンになってしまうという人も多いでしょう。
そんな気合の入った「アスター」ですが、ころんはどのような思いを込めているのか気になるところです。
ころんがファンに伝えたい思いを読み解いていきましょう。
歌詞を見ていこう
青い花
一輪の花が窓際にうつる
それは儚く青白いアスター
出典: アスター/作詞:ころん 作曲:三村一輝
歌詞の主人公は、窓際を見ている様子です。
窓際には、青白いアスターが一輪飾られています。
アスターとは、一年草のエゾギクのこと。
主に夏に開花することから、季節は夏ではないかと推測されます。
青のアスターの花言葉は、信頼。
ころんのすとぷりのメンバーカラーが水色です。
そのため、青いアスターはころん自身を意味している可能性が高いです。
挫折を経験
境界線の多種な花に消え
失ったうちに理由を求めてた
出典: アスター/作詞:ころん 作曲:三村一輝
多種な花とは、他の芸能人やエンターテイナーと呼ばれる人を指していると想像できます。
この曲の主人公は色々なジャンルの人が活躍する芸能界に憧れて、活躍したいと思っていたのでしょう。
しかし、周りにはさらに凄い人がいます。
この歌詞の部分からは、活躍したという夢を諦めようとしていた過去が感じられます。
上手く行かないことも多く、輝きたいという気持ちもいつしか失われた。
過去には、辛く芸能界を止める理由を探していたのかもしれません。