THE YELLOW MONKEYの復活

2017年5月21日に発売された『THE YELLOW MONKEY IS HERE. NEW BEST』。その新録ベストアルバムに収録されたのが『ロザーナ』という新曲です。イエモンのヴォーカル・吉井は復活を決める際、ローリング・ストーンズの歴史的なライブを観たそうです。その時にバンドこそが宝だと思ったそうです。 解散以来、それぞれの道を歩いていた彼ら。頂点を極めた後、50代にして何がみえているのか? 音楽から探っていきたいと思います。

ローリング・ストーンズとは?

ビートルズと同じ時代からロックを響かせ続ける伝説のロックバンド結成してから50年以上ロックを響かせ続けています。

「ロザーナ」(イエモン)の曲名と歌詞に隠された意味とは!?MVはまさかのレア映像でかっこいい!の画像

『THE YELLOW MONKEY IS HERE.』

「ロザーナ」(イエモン)の曲名と歌詞に隠された意味とは!?MVはまさかのレア映像でかっこいい!の画像

名曲を新しく録音したTHE YELLOW MONKEYベストアルバム

収録風景が撮影されたMVが格好良い『ロザーナ』

楽しそうに演奏するTHE YELLOW MONKEYメンバー。年をとって再び音楽をすることはきっと喜びに満ちているのでしょう。人生や夢、愛、そういったあらゆるものを手にするためにともに演奏してきた友人以上の存在。それがバンドメンバーだと感じます。

年齢を重ねても音楽をすること。ヴォーカルの吉井がローリング・ストーンズをみて影響を受けるようにTHE YELLOW MONKEYをみて、年をとっても音楽をやってみるかと思わず思ってしまいます。 しかし、そんな彼らが50代になって何を歌っているのでしょうか?

『ロザーナ』の歌詞を紐解く

フワリフワリ乗っかった
黒いサルサのような
祝い のろし上げて
祝福の乾杯だよ 踊ろう ロザーナ

出典: https://ilyricsbuzz.com/2017/03/the-yellow-monkey-rozana.html

祝福の乾杯をあげて踊ろうと歌っています。 ここにはロックという反旗を感喜に変えることができたTHE YELLOW MONKEYのメンバーたちがいます。

ひとかけらの罪を
胸に隠したまま
新しいキスしないか
長い旅かもしれないよ

出典: https://ilyricsbuzz.com/2017/03/the-yellow-monkey-rozana.html

自分たちが響かせてきた音楽にひょっとするとひとかけらぐらいの罪があるのかもしれません。 決して不倫の歌ではないと思います。 新しいキスをする相手もロザーナです。 そして長い旅かもしれないと言っています。

問題ない そう問題ないよ
太陽もうなずいたよ
行こうよ ロザーナ
君といられた

出典: https://ilyricsbuzz.com/2017/03/the-yellow-monkey-rozana.html

ここでもう問題はないと吉井は歌っています。 かつて吉井にあった様々な問題はここではとけているのです。 アーティストとして背負う気負いも、もうないのかもしれません。 グラムロックという化粧や性を越えた変身願望はもう必要ありません。 その生き様が自分たちのものになったTHE YELLOW MONKEYの姿があります。

長いようで短いこの時代は
神様にしかチェスは動かせないの?
凍り付くような悲しみ
溶けるほどの喜び
迷い続けた答えはなんて言ったの?
ロザーナ

出典: https://ilyricsbuzz.com/2017/03/the-yellow-monkey-rozana.html