原因は彼

このノイローゼの原因は、「」にあるようです。

彼女には彼が最高の男だと思えています。

まさに、恋は盲目という状態です。

しかし、彼は振り向いてくれません。

彼女のことなんか何とも思っていないのです。

彼にとってはただの遊びなのでしょう。

実際は、彼女が思っているような良い男ではないようです。

その事は彼女もわかっています。

それでも、どうしても気持ちが揺れてしまうのです。

そんな自分を戒めるために、彼女は繰り返し書いた何かを自分に言い聞かせています。

3つのルール

彼女は彼への未練を断ち切るために、3つのルールを作りました。

繰り返し書いて自分に言い聞かせていたのが、このルールです。

One: Don't pick up the phone
You know he's only callin' 'cause he's drunk and alone

出典: New Rules/作詞:Caroline Ailin,Emily Warrne,Ian Kirkpatrick 作曲:Caroline Ailin,Emily Warrne,Ian Kirkpatrick

【訳】

1つ:電話を取らないこと

彼が電話をしてくるのは1人で飲んでるからだって知ってるでしょ

1つ目のルール

まずは、1つ目のルールです。

彼が電話をしてくるのは、彼女と話したいからではありません。

ただ、1人で酒を飲んでいるのがつまらないのです。

彼女が出なくても、大して気にもせずに別の女の子のところに電話するでしょう。

一方、彼女の気持ちは違います。

彼から電話が来たら、思わずドキドキしてしまうのではないでしょうか。

そして彼の電話に出てしまったら、また彼への気持ちをずるずると引き摺るでしょう。

彼との関係を終わりにするには、絶対に電話に出てはいけないのです。

もちろん、自分から彼に電話をかけることもいけません。

Two: Don't let him in
You'll have to kick him out again

出典: New Rules/作詞:Caroline Ailin,Emily Warrne,Ian Kirkpatrick 作曲:Caroline Ailin,Emily Warrne,Ian Kirkpatrick

【訳】

2つ:彼を中に入れないこと

また彼を追い出さなきゃいけないのよ

2つ目のルール

次のルールです。

彼が訪ねてきても、決して家の中に入れてはいけません。

「また」追い出すということは、過去にも家に来る彼を追い出したことがあるようです。

きっと、彼の浮気がバレたのでしょう。

もし彼を家に入れてしまったら、彼女は彼を許してしまいます。

そうしたら、遊び人の彼はまた同じことを繰り返すはずです。

そうならないためには文字通り、蹴ってでも叩き出さなければいけません。

家に入れてしまったら、彼女の負けなのです。

Three: Don't be his friend
You know you're gonna wake up in his bed in the morning
And if you're under him, you ain't gettin' over him

出典: New Rules/作詞:Caroline Ailin,Emily Warrne,Ian Kirkpatrick 作曲:Caroline Ailin,Emily Warrne,Ian Kirkpatrick

【訳】

3つ:彼の友達でいないこと

朝になって彼のベッドで目を覚ますでしょ

もし彼の下にいたら、彼との関係を終わりにできないわ

3つ目のルール

最後のルールです。

彼と別れるということは、恋人としてだけではなく友達でいてもいけないのです。

もし友達関係を続けていたら、きっと彼とベッドに入ってしまうでしょう。

恋人でもないのに、そんな関係を続けるわけにはいきません。

もう、彼のことは完全に忘れて縁を切らなければならないのです。