WEAVER「栞 feat.仲宗根泉(HY)」の”栞”に込められた想いとは?

愛する人との日々を、1つの小説というストーリーで例える「栞 feat.仲宗根泉(HY)」。

その小説には、大切な思い出をいつでも開けるように、栞が挟まれています。

この栞は、これからずっとその大切な1ページを、開くための道標となるでしょう。

大切な思い出の日々を小説に置き換える、とても素敵な表現です。

そんなWEAVER「栞 feat.仲宗根泉(HY)」は、10月23日に配信されました。

メンバーが書き下ろした「流星コーリング」という小説にあわせた企画の一環です。

その企画は「流星コーリングプロジェクト」と呼ばれ、各メンバーが曲を制作します。

そして本作では、仲宗根泉(HY)と初のコラボを実現しており、注目度が高く話題を呼びます。

WEAVER「栞 feat.仲宗根泉(HY)」歌詞の意味を紐解く

愛し合う日々を小説のストーリーと比喩するのが「栞 feat.仲宗根泉(HY)」の世界です。

これまでの日々を大切に想い、これからの日々も小説にずっときざみ続けたいと読み取れます。

そんな今作の歌詞に、仲宗根泉(HY)の歌声が非常に調和していて、コラボが大成功しました。

気になるこの曲の歌詞を、1つずつ紐解いてみます。

伝えたいこと

夏が終わる前に
君に話したいことがあったけど
君の指に触れて
これでいいと思った 満天の夜

出典: 栞 feat.仲宗根泉(HY)/作詞:河邉徹 作曲:杉本雄治

この曲では夏の終わりを、何か区切りのように描かれています。

これには夏の開放感と、夏に行われるさまざまなイベントに関係がありそうです。

夏の暑さで身も心も開放的になり、どんなことをしていても普段よりもテンションが高くなります。

また、お祭りや花火、七夕など、夏のイベントはとても印象深く心に残るのです。

冒頭の歌詞では、夏の終わりに主人公がこれからのことを話そうとしていたように感じます。

しかし、肌が触れあうことで、その言葉を飲み込みました。

あえて口にせず、このままの2人であり続けたいと感じたのでしょう。

つながる想い

互いの目を見つめて
心がそっと
二つ重なれば

君を愛してるよ 君を愛してるよ
瞳から伝わる声

出典: 栞 feat.仲宗根泉(HY)/作詞:河邉徹 作曲:杉本雄治

愛し合う2人には、愛を語り合うための、特別な言葉は必要ないようです。

目は口ほどにものを言うとは、まさにこの様子を指すのでしょう。

言葉にせずとも、愛する人を見つめる眼差しは、愛に溢れています。

彼が見つめるその先で、うなずく彼女の姿が浮かぶようです。

とても素敵ですがこんな関係を、うらやましく感じてしまいます。

なんだかとても恋したい気分です。

記憶をなくさないために

こんな幸せを
どんな時が流れてもずっと
失くさないように
夏の栞を 今日に挟むの

出典: 栞 feat.仲宗根泉(HY)/作詞:河邉徹 作曲:杉本雄治

言葉がいらない愛を育む2人ですが、そんな幸せを決して失いたくはありません。

今作で描かれる小説には想い合う、2人の幸せな笑顔で溢れています。

そんな風景をいつでも振り返られるように、2人の小説に印をつけるのです。

いくつの印を用意すれば良いのか、彼には想像できません。

2人で描いた幸せな思い出は、それほどまでに多くあるのです。

これからも続く、2人の愛の小説が、長編の大作になることを祈ります。

瞬く間に過ぎる大切な時間

楽しく幸せな時間は、まるで一瞬で過ぎ行くように感じてしまいます。

この感覚は物足りなさを人に与えることで、かけがえのない時間となるのでしょう。

その幸せが続くように、小説で比喩する歌詞がとても素敵です。

ここから歌詞の中盤を迎えます。

引き続き、素敵な世界を存分にお楽しみください。

一緒にいられる日々