じん(自然の敵P)の「メカクシコード」にあのキャラが初登場!

初音ミクやIAなど、「ボーカロイド」と呼ばれる音声合成ソフトは、人間の歌手と同じくらい人気を集めていますね。

ニコニコ動画を中心にボーカロイドの楽曲を投稿し、プロデビューも果たしたのが、じん(自然の敵P)です。

じん(自然の敵P)は、ボカロ曲だけではなく小説やアニメを含む作品を「カゲロウプロジェクト」という同一の世界観で描いています。

「カゲロウプロジェクト」を語る上で外すことができないのが、「メカクシ団」の存在です!

『メカクシコード/じん(自然の敵P) feat. 初音ミク』に「キド」が登場!?歌詞&音域検索♪の画像

じん(自然の敵P)が描く「メカクシ団」って何?

「メカクシ団」とは、じん(自然の敵P)の作品に登場する、10代の少年少女による架空の団体です。

全員が目に関する特殊能力を持っていることが大きな特徴ですね。

何のために存在し、何を目的に活動しているかは、はっきり言って謎です。

元々は「ヒーローごっこ」のような遊びの集団でしたが、現在はアジトと称する住居で共同生活を送っています。

もちろん、ただの遊びで共同生活をしているわけではなく、メンバーはさまざまな事情を抱えているんです。

現在の団長は、じん(自然の敵P)のMVに何度も登場している「キド」こと木戸つぼみです。

『メカクシコード/じん(自然の敵P) feat. 初音ミク』に「キド」が登場!?歌詞&音域検索♪の画像

メカクシ団団長・キドって?

じん(自然の敵P)のMVに出てくる謎の人物と思われがちですが、キドにはちゃんとプロフィールがあります。確認しておきましょう。

メカクシ団の団長。いつもイヤホンで音楽を聴いている。気性が強く一人称を「俺」と言うなど中性的な少女。また、個性的な団員の統制に四苦八苦する苦労人である。しかし、料理上手で、リンスを変えたりこっそりフリルのスカートを買ったりと、女の子らしい一面もある。また、お化け屋敷やジェットコースターなどに怯える怖がり屋。誕生日は1月2日。物語の舞台は8月のため、カノとセトと同級生ではあるが16歳。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B2%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88

一人称が「俺」であるなど、中性的な言葉遣いですが、キドは女性です。

メカクシ団の団長という立場上、自分を強く見せなければならないのかもしれませんね。

実は、メカクシ団の団員である2人の少年、カノとセトと同じ施設で育ったという経歴があります。

キドたち3人は初代団長・アヤノの楯山家に引き取られますが、楯山家にはある異変が生じます。

アヤノが突然亡くなったことで、キドたちは家を出てアジトでの共同生活を始めるのです。

どうやら、アヤノの死と楯山家の異変は、メカクシ団と関係があるようですが……。

物語の真相は、じん(自然の敵P)の「カゲロウプロジェクト」に属す小説・アニメで明かされます!

キドも出てくる「メカクシコード」のMVと歌詞をチェック!

キドとはどんな人物なのでしょうか?それを知るには、「メカクシコード」のMVを見るのが一番です。

じん(自然の敵P)が手掛ける作品の世界観を感じられる内容となっていますよ!

じん(自然の敵P)の公式MVはアニメで物語が描かれるものが多いですが、「メカクシコード」は静止画ですね。

それでも、歌詞が字幕で表示されますから、理解しやすいのではないでしょうか?

そして、画面に映るフードを被ってヘッドフォンを身に付けた人物、彼女こそキドです!

『メカクシコード/じん(自然の敵P) feat. 初音ミク』に「キド」が登場!?歌詞&音域検索♪の画像

キドの心情を歌う「メカクシコード」

「メカクシコード」の歌詞は、キドの気持ちを歌うものとなっています。

そして、「カゲロウプロジェクト」の世界観を知る上でとても重要な曲ですから、必ずチェックしてください!

希望の消えた世界は太りすぎてちょっとも飛べない
依然僕に間違いをインポートする
ズボンの裾伸びきってi Podのコードが揺れる
イヤホンを当てがって取り敢えずはフードかぶっておけば問題ないや
『目隠し完了』
いつも通り視えない現状
非常灯赤く光ればまたシュールな景色になる

出典: https://twitter.com/tsubomi__0102/status/900702784298680320

一見すると、非常に若者らしい歌詞と言えるのではないでしょうか?

「カゲロウプロジェクト」から切り離して、現代の若者を描いた歌だとも解釈することができますね。

幼い頃、世界は誰にとってもワクワクする、希望に満ちたものです。

ところが、大人たちの会話やニュースを通じて世界の広さを知ると、汚いものも見えるようになります。

そして、社会の常識という間違いを「インポート」しなければ、生きていくことはできません。

そんな世界で生き抜くには、イヤホンで大音量の音楽を再生して、自分に目隠しをするしかありません。

案外今日が来なくとも、ローファイな風景を連れて
生涯不安症な君と明日へ先に行けそうかもね。
「さぁさぁなんかないものか」と揺れ気味にビートを刻めば
そうそう悪いものじゃないさ
まぁ飽きないうちは。

出典: https://twitter.com/tsubomi__0102/status/900702784298680320