SMAPはやっぱりすごい!
グループ結成から2016年12月31日まで
名前の由来は、「Sports Music Assemble People」の頭文字をとってつけられていることは有名ですね。
また、この名前をつけたのは、ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏というのも、多くの人が知るところです。
結成当時のメンバーは、中居正広(リーダー)・木村拓哉・森且行・稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾の6人(年齢順)。
森且行はオートレーサー転身のために、1996年にグループを脱退するまで、全力でグループのメンバーとしてその役割を務めました。
グループ結成は1988年ですが、SMAPがデビューしたのは、1991年9月9日。
歌番組の多くがテレビから姿を消す中、SMAPはかつてのアイドル像を打ち破るように、バラエティ・ドラマなど多くの分野に進出し、カジュアルで先鋭的なエンターテイナーとして活躍していくようになりました。
1996年から始まった「SMAP×SMAP」は、SMAPのメンバーそれぞれの個性と力、そして普段は見られない表情を見ることができる番組として長く視聴者に愛されました。
国内での人気を不動のものにしながらも、常に挑戦を続け、歩みを止めなかったSMAPは、アジアでも大きな人気となりました。
2011年には、2度の延期の末に開催されることになった北京での公演も大成功をおさめました。
常に流行の先端を走り、新しいことに挑戦してきたSMAPですが、2016年の年初、グループの解散危機を報じられました。
1度は解散を否定したメンバーでしたが、最終的にグループは解散することになり、2016年12月31日をもって、28年3ヶ月のグループ活動に終止符を打ちました。
デビューシングルはご存知「Can't Stop!! -LOVING-」!
SMAPのデビューシングルは「Can't Stop!! -LOVING-」。
強い風雨の西武園ゆうえんちで、土砂降りの雨の中メンバーが全力でパフォーマンスをする姿は、SMAPを振り返る映像の中でも多く取り上げられています。
ただ、SMAPは歌番組と“従来のアイドル”の低迷期にデビューしたこともあり、1stシングルは初登場1位とはならず、苦戦を強いられたそうです。
デビュー当時のこうした苦い思い出は、後に中居正広などメンバーが折に触れて語ることがありました。
「俺たちに明日はある」について
ここからは、今回の本題である「俺たちに明日はある」について解説をしていきます。
SMAPの解散が暗に示されているのでは?と多くの人が指摘する、その真相はいかに?
リリースはいつ?
「俺たちに明日はある」がリリースされたのは、1995年11月11日。
SMAPにとって19枚目のシングルであり、TBS系ドラマ『人生は上々だ!』(主演:浜田雅功・木村拓哉)の主題歌でした。
累計売上は78.5万枚で、リリース初週は28.2万枚を売り上げ、初登場1位を獲得しています。
そしてこの曲は、2014年にSMAPが5人で初の総合司会をした『武器はテレビ。SMAP×FNS27時間テレビ』の中で放送された楽曲と同名ドラマのテーマソングにもなりました。
ちなみに、この27時間テレビ内のドラマ『俺たちに明日はある』では、テーマソングである「俺たちに明日はある」の他に「どうか届きますように」も歌われました。
このドラマにこの2曲が使われていることも、今から振り返ると、何だかSMAP解散にかかる“何か”を暗示しているように思えたりもします…。
「俺たちに明日はある」の歌詞がSMAPの解散を予言?!
ここからは「俺たちに明日はある」の歌詞から、SMAPの解散について分析していきたいと思います。
SMAPは冷や飯を食わされてきた?!
Some Guys するり抜けて チャンスは逃げていった
ダイヤの魅力に負けて 愛は急に愛想無し
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=57433
冒頭部分、そのまま読めば、仲良くしていた女性が、経済的な魅力が勝る人の方へ行ってしまったという歌詞になりそうです。
しかし、もしかすると、いつも新規分野を開拓していたSMAPの作ったわだちを、うまい具合に別の人に利用された…なんてことが暗喩されているのかもしれません…。
今度は上手くいくと さんざん聞かされた
結果が また振り出しさ
出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=57433
とにかくSMAPはSMAP以前のアイドル路線からの脱却を試み、ありとあらゆるチャレンジをしてきた人たちです。
SMAPが何か新しいことに踏み出す時、いつも“これを越えたら見える素晴らしい未来”の青写真を見せられていたのかもしれません。
もちろん、SMAPはそうした試練を乗り越えてきたのですが、SMAPがボロボロになって壊した壁を、試練なく超える後輩たちを見て「自分たちだけいっつもボロボロになってね?!」と思うことはあったかも。