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2017年05月22日更新

高橋優の春ソング「さくらのうた」の歌詞を紐解く

力強いメッセージ性のある歌詞と、耳に馴染みやすいメロディーで、多くの世代の人に支持されている、孤高のシンガーソングライター高橋優。彼の曲を聞かない日は無いくらい、テレビで流れているので、知らない人はほぼ居ないのでは?今回は、綺麗な言葉が所々に散りばめられた『さくらのうた』を紐解きます!

桜の木の下でまた会おう。時間が経っても色褪せない、人と人を繋ぐ約束の季節。

人と人、夢、希望を歌い続けるシンガーソングライター高橋優

彼の作る音楽に”甘さ”は無い。生々しく突き刺さる言葉が並べられた歌詞

夢物語を綴らない、メッセージ性の強い楽曲に、共感する人急上昇中です。

今や、テレビをつければ彼の曲が流れる事も多くなりました。


この『さくらのうた』は、

「”シンプルな人との繋がり”を、曲にした時に、象徴的となったものが桜だった。」

という経緯で出来た曲だそうです。

”またね”というたわいもない去り際のセリフでさえ、

軽いものになってしまったSNS社会。

昔でしたら、今のように簡単に連絡を取り合ったり、互いの近況を把握したり出来ませんでした。

その絶妙な距離感があることで、

桜のように、散っても変わらない友情の美しさが、続いていくのかもしれませんね。


では、綺麗な言葉が散りばめられた歌詞を紐解いていきます。

気がつけば、今年も同じ桜が咲く季節。

些細なことで笑い合っていた

毎日がただ輝いていた


僕らもいつかは大人になるんだねなんて笑っていた

今もどこかで頑張っているのかな?

気がつけば今年も


春が降る 花香る

出典: http://www.utamap.com/viewkasi.php?surl=k-160309-059

さくら。

誰もが連想するのは、出会いと別れ。

その一方で、この『さくらのうた』は”再会”。

あの日との再会。みんなとの再会を願う曲なのです。

1番では相手の存在が見えて来ず、

馳せた思いに更けている様子が想像できます。

春を迎えると、蘇ってくる10代の時の自分と、一緒に毎日を過ごしていた友達。

何も変わらない平凡な毎日でさえも、

なんだか楽しくて、キラキラ輝いていた。

聴いた人みんなが共感出来る部分です。


自分たちが大人になるという当たり前な事でさえ、信じることができなくて、

笑って誤魔化しあっていた。

ふと我に返り、懐かしさに浸りながら、

大人になった友達の姿を想像してみたりも。



「春が降る 花香る」

春の匂いがして、桜が降るのではなく、

春が来る事で、桜が香る。



春は知らぬ間に訪れ、花の香りであの日に帰る。


”再会”や”人との繋がり”を歌っているとなると、抜粋した歌詞の表現にする事で、

時の流れの速さをも感じさせてくれます。

一面に桜が咲き乱れるように

舞う花の彩り鮮やかに

僕らもきっと咲き誇ろうねと誓った

夢を叶えて大きくなって

同じ木の下でまた会おうって

約束を覚えてる?

今も、憧れを覚えてる

出典: http://www.utamap.com/viewkasi.php?surl=k-160309-059

桜花爛漫しているように、大きく広がっていく音と歌詞に情熱を感じ、胸が熱くなります。


二人で誓った。桜のように咲くことを。

夢を叶えて大きくなることを。

そうしたら、この桜の下でまた会おうという約束を。


僕は覚えているけど、君はどうなんだろう。

今すぐ確かめる方法はないけれど、きっと僕らなら大丈夫。


そういう関係を今も憧れている。


離れていても気持ちは繋がっていたいという、心の叫びが聴こえてくるように感じます。

気がつけば時は流れ、夜が眠り、朝が目覚める足早な日々。

足早な日々を追いかけて

見失わぬように張り詰めて


憧れ通りの日々ではないけどどうにか歩いてるよ

月は綺麗だしみんな良い人だよ

いつのまにか時は過ぎ


夜が明ける 陽が昇る

出典: http://www.utamap.com/viewkasi.php?surl=k-160309-059

場面は一気に現代へと移り変わります。


学生の時は、長いと思っていた1日が、

今は物凄く短くて、気を張っていないと、

置いていかれそうになる。何故だろう。

思い描いていた生活ではなくても、

都会の月も綺麗だし、周りの人にも恵まれている。

2番の歌詞は、独り言ではなく、

ちゃんと相手に届けている感じがします。

君に手紙を書いているかのようです。



「夜が明ける 陽が昇る」

今日もまた、気付かぬうちに1日が終わり、

そそっかしく、新しい1日が始まるのです。

やがて桜が咲き終わる頃に

花をまとった道鮮やかに

散ってもなお美しい花になりたい

会えなくたって同じだよって

10年先も笑い逢おうって

君は少し泣いてた

ただそれぞれの陽が昇る

出典: http://www.utamap.com/viewkasi.php?surl=k-160309-059

「散ってもなお美しい花になりたい」

この曲のもう一つのテーマであり、高橋優が一番に伝えたいメーセージです。


咲き乱れる美しさ。

風に舞う美しさ。

そして、散りばめられた美しさ。

全てを兼ね揃えた花が、さくらだったのです。


大人になると、子供のとき以上に、

逃げ出したくなったり、諦めたくなる事が沢山ありますよね。

もし、失敗したとしても、

決して悪い事ではなくて、

一生懸命やって流す涙は美しい。

という事を言っているように感じます。

春が降る 花香る

一面に桜が咲き乱れるように

舞う花の彩り鮮やかに

僕らもきっと咲き誇ろうねと誓った

夢を叶えて大きくなって

同じ木の下でまた会おうって

約束を覚えてる?

ただ花は咲き誇ってる

出典: http://www.utamap.com/viewkasi.php?surl=k-160309-059

ただ普遍的に繰り返されるサビの部分でさえも、美しさを感じてしまう。

それは、日本の1年を巡り巡る四季のように。

春。

振り返る季節。

一歩踏み出す季節。

そして、人との繋がりを感じる季節。


いつでも「さくらのうた」は

私たちを優しく見守ってくれるでしょう。

目の前に広がる桜の木は、

今年も昔と同じように咲き誇っているのだから。

『さくらのうた』MV

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音楽評論家気取りの音楽馬鹿です。
歌詞の世界を紐解いて綴っています。
相棒はマーティンのジュニア。
よろしくお願いします!

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