あのときには戻れない
無かったことにはできない
とぼけるな 人生はフィクションじゃない
出典: ライラック/作詞:Yurin 作曲:Yurin
悔やまれるような過去で思い出したくないようなこともあるかもしれません。
しかしそれも全て自分が通ってきた道なのです。
ひとつひとつがあっていまの自分があります。
誰かの人生ではなく自分の人生で、無かったことにはできません。
変わらないもの
悲劇の主人公になっても
あの頃言えなかったことは言えないまま
戻れないから 今でもしまったまま
出典: ライラック/作詞:Yurin 作曲:Yurin
「この記憶があるまま過去に戻れたら」という風に考えたりもするのでしょう。
失敗を経て成長した自分ならもっと良い立ち回りができると思っているのです。
「いまだったらこう言えたのに」と後悔してしまうこともあるかもしれません。
しかし、たとえ戻れたとしても結果は同じだろうとも理解しています。
過去に戻ることはできないしこの結末が変えられる術もありません。
後悔は後悔のまま、自分の胸の中にしまっておくのでしょう。
僕は変わらない
消せない記憶
ベランダ タバコふかす夕景 1R コンビニの弁当
僕は忘れられるかな 忘れられないよな
なんてことないような日々だったけど
出典: ライラック/作詞:Yurin 作曲:Yurin
そのときは何か特別なことを思っていなくても、時間が経つとそれすら思い出になるものです。
何の気なしに眺めていた風景を愛おしく思ったり、狭い部屋に居心地の良さを覚えていたりします。
特に忘れようと思ったこともないけれど、意識して思い出していたわけではないのでしょう。
それでもふと思い出しだ記憶は、何気ないことほど鮮明によみがえってきたりするものです。
つまらないなと思っていた日々も「幸せだったんだ」と後から気付くこともあります。
僕はまだまだ過去にしがみついたままの様子が読み取れるでしょう。
あのときのままの僕
これからも続いていく命は
どれくらい君を思い出すだろう
あの頃できなかったことはできないまま
大人になる 子供のまま 約束守れないまま
出典: ライラック/作詞:Yurin 作曲:Yurin
僕ができなかったこととは何なのか深読みすると、それは「君を幸せにすること」ではないでしょうか。
僕は「僕が君を幸せにする」と約束をしていたのでしょう。
しかしまだまだ未熟で自分に自信も無かった僕はそれができませんでした。
約束をしたのにできなかったことが心残りになっているのです。
僕は前に進む
君には幸せであってほしい
もう二度と君がどこかで悲しまないように
出典: ライラック/作詞:Yurin 作曲:Yurin