ベリーグッドマンの3人をモデルにしたキャラクターが登場

情熱的なギターフレーズがワクワクを煽るイントロ。

球場はライトアップされ、その全貌を露わにしていきます。

水色のユニフォームを着たキャラクターは、Rover、MOCA、HiDEXの3人をモデルにしたもの。

帽子には「ベリー」の「B」、ユニフォームには「GOODMAN」の文字が刻まれています。

レゲエ特有のノリと絶妙なハーモニー

しっとりと歌われるAメロでは、試合前の選手の整列の場面が映されます。

それと交錯するように飛び込んでくるパワプロ・プロリーグに参加するゲーマーが整列する姿。

彼らの表情も真剣そのもので、ゲームに対する情熱が映像からも伝わってきます。

Bメロではレゲエ特有の揚々としたノリの歌唱も登場。

こういった要素と、3人の綺麗なハーモニーが交わっているところが彼らの他にはない魅力ですよね。

サビのメロディが感情に訴えかける!

サビは背中を押されるような力強さを感じさせるメロディ。

そんな中にも3人の繊細な声の重なりが切なさを浮き上がらせ、感情にグッと訴えかけてきます。

後半に差し掛かって加速していくビートは楽曲のクライマックス感を演出。

それに反して静かに囁くような終わり方をするのもまた味わい深く、余韻を引かせます。

キャラクター同士のハイタッチで締めくくられていることにも、熱くこみ上げてくるものを感じさせますね。

歌詞を覗いてみよう!

ベリーグッドマン【プレイヤー】リリックビデオを徹底解釈!パワプロ・プロリーグとの完全コラボ動画は必見の画像

ベリーグッドマン歌詞の内容もパッと聴いてわかりやすいので、それも多くの人に親しまれる理由なのでしょうね。

「プレイヤー」のリリックビデオで流れていた部分の歌詞もここで少し覗いてみましょう!

歌詞の内容とじっくり向き合ってみると、映像もまた変わった面持ちに見えてくるのではないでしょうか。

変わりたいのに頑張れないのは?

のうのうと生きることに
そろそろ疲れてきた
どうしたらいいかわかんない
けど自分を変えたくて
心と体が反比例してるこんな日々に
どうか弱い自分に負けない魔法をください

出典: プレイヤー/作詞:ベリーグッドマン 作曲:ベリーグッドマン

「変わりたいと思っているのに頑張れない」

これって、多くの人が感じたことがある感情ではないでしょうか。

人というのはそんなに簡単には変われません。

変わろうと思えば、何かを頑張らないといけないという気持ちになります。

それなのに、なぜ多くの人が頑張れないのでしょうか。

それは結局、今頑張って得られる喜びがまだまだ先の話だからです。

その喜びをすぐには得られないなら、頑張らずにすぐに得られる楽さを選んでしまう。

先の喜びを見据える理性と、目先の楽に甘んじてしまう本能。

この部分には本能に負けてしまう人間の弱さが、伝わりやすい言葉で上手く表現されていますね。

頑張る必要があるのかはやってみないとわからない

ゆるやかで楽そうに見えるこの坂も
登ってみたらキツく右往左往
長そうに見えるこの道も
歩いてみれば 案外チョチョイのチョイ

出典: プレイヤー/作詞:ベリーグッドマン 作曲:ベリーグッドマン

ここで表現されているのは「やってみないと何もわからない」ということ。

こんなのすぐに出来ると思っていたことが予想以上に難しかった。

無理だと思っていたことがやってみたら案外簡単だったということは本当によくあります。

経験したこと以外の憶測はすごくいい加減なものなのですね。

先程の「変わりたいけど頑張れない」というところから繋げると、「そもそも頑張る必要があるかもやってみないとわからないよ」といったところでしょうか。

大好きなことなら、頑張ることも苦ではなかったりするものですよね。

たどり着いたその瞬間にどう思うかじゃなく
たどり着いたその景色を君と見たい

出典: プレイヤー/作詞:ベリーグッドマン 作曲:ベリーグッドマン

たどり着いたことによって自分が何を手にしたかよりも、たどり着いたこと自体が重要だと歌うこの部分。

たどり着いて何かを手に出来るのなら、もちろんそれに越したことはありません。

しかしそこにたどり着いたということはすでに「頑張れる自分」を手に出来ているということではないでしょうか。

失敗してもプラスになる

全部やってみた後に
考えてみればいいだけだろう
いつも考えてばっかいるから
怯えてしまうんだよ

出典: プレイヤー/作詞:ベリーグッドマン 作曲:ベリーグッドマン