『I’m So Hot -Japanese ver.-』
待望の日本語ver.をリリース!
今回ピックアップするアーティストはK-POP界の新星MOMOLANDです。
彼女たちの代表曲といえば2018年に発表された『BBoom BBoom(プンプン)』。
その中毒性の高いトラックと可愛らしいパフォーマンスで世界中のリスナーを虜にしてしまいました。
2019年5月には本国で大ヒットを記録したEP作品『Show Me』を発表。
その中からリード曲としてシングルカットされたのが『I'm So Hot』です。
その後、間髪を入れずに日本語ver.の『I’m So Hot -Japanese ver.-』が発表されています。
今回は本国でのリリースからわずか10日後ということもありファンにとっては嬉しい誤算でした。
おや?アートワークには7人しか写っていない?
『I’m So Hot』は新沙洞の虎とBEOMxNANGのプロデュース曲。
つまり『BBoom BBoom』と同じ布陣で制作されているということです。
MOMOLAND節ともいえるブラスのループ音を聴いただけで身体が動き出しそうになります!
しかしある異変にお気づきでしょうか?
MOMOLANDは9人組だったはずですが...アートワークには7人の姿しか見えません。
テハとデイジーは一体何処にいるのでしょう?
その理由は後々説明いたします。
今回注目したいのは『I’m So Hot -Japanese ver.-』のMVです。
前作同様に韓国語で歌われるインターナショナルver.とは内容が全く異なります。
その違いとは?
様々な角度から検証してみましょう!
舞台は高校生活?
ホットすぎるMV♪

I’m So Hot -Japanese ver.-/MOMOLAND
まずは『I’m So Hot -Japanese ver.-』のMVを見てみましょう。
サムネ画像でお分かりになるようにMOMOLANDの背後には整然と机と椅子が配置されています。
なんと『I’m So Hot -Japanese ver.-』の舞台は学校の教室なのです。
しかしこんなギラギラにデコレーションされた教室は見たことがありません。
ネオンカラーで装飾された教室はもはやナイトクラブのVIPルームです。
その中でMOMOLANDの7人はといえばこれ以上ないほどに自由奔放に振舞います。
もちろんお楽しみのダンスシーンも登場しますのでご安心ください。
ここからは『I’m So Hot -Japanese ver.-』に登場するシーンを抜粋して解説していきます。
ホットになる準備はいいですか?
教室内でハシャギ過ぎ!
教室を舞台に選んだ理由とは?
まず最初に気になるのはMOMOLANDが教室を舞台として選択した理由です。
確かにMOMOLANDにはイケてる(HOT)スクールガール感はありますが...。
そのヒントは韓国語ver.の歌詞の中に隠されていたのです。
그냥 내가 문제 야야
답을 구하려고 해 야야
이간 시험이 아냐 야야
지금은 베껴내도 돼 야야
出典: I’m So Hot/作詞:新沙洞の虎,BEOMxNANG 作曲:新沙洞の虎,BEOMxNANG
こちらはサビの後のジェイとヘビンによるラップパートの歌詞です。
以下の和訳を見てみましょう。
“問題はこの私よ
答えを探してみてよ
これはテストなの
今ならカンニングしてもいいのよ”
日本語ver.とはかなり内容が違うことが分かります。
歌詞で歌われるテーマはあくまで「私がイケてるでしょ?」という内容です。
しかし日本語訳に際し原文の語尾の“야야(ヤヤ)”を活かすような工夫をしています。
結果としてこの「私(の魅力)を答えなさい!」というテスト的ニュアンスはMVに引き継がれたのでしょう。
「KLON」とのタイアップも!
『I’m So Hot -Japanese ver.-』で不自然なほどに協調される腕時計。
これは「KLON(クローン)」というブランドの「HIDE TIME SERIES」というモデルです。
数字の上部を隠したモダンなデザインがお洒落な腕時計をメンバーはお揃いで着用しています。
何を隠そう『I’m So Hot -Japanese ver.-』は「KLON」とのコラボMVだったのです。
MVが始まってすぐにヘビンは時計を見て驚きます。
その後メンバーは円になり左手の時計を突き合わせる演出も。
「時間に追われる人々にファンタジーを取り戻す」というMOMOLANDのコンセプトにもピッタリです。
しかし彼女たちが時間に追われているようにも見えてちょっと微笑ましいかも?