2つ目は「環」です。まずは1番を見てみましょう。
環(わ)! 受け取った愛は
巡り続ける世界への愛だ
出典: CiRCLING/作詞:中村航 作曲:岩橋星実(Elements Garden)
続いて2番です。
環(わ)! 受け取った愛を
ふたたび誰かに渡せる日まで
出典: CiRCLING/作詞:中村航 作曲:岩橋星実(Elements Garden)
1番と2番では「愛」が強調されています。
ここにあるのは、メンバーの感謝の気持ちです。その相手はもちろん、仲間やファンたち。
彼女たちの感謝は、仲間やファンからもらった愛で作られています。
つまりもらった愛を音楽にのせて循環させようとしているのです。
「CiRCLING」という曲が愛の橋渡しとなり、大きな環を作り上げました。
和
3つ目は「和」です。
こちらも1番から確認してみましょう。
和(わ)! 絆を感じたら
出典: CiRCLING/作詞:中村航 作曲:岩橋星実(Elements Garden)
2番は以下の通りです。
和(わ)! 夢を包みこもう
出典: CiRCLING/作詞:中村航 作曲:岩橋星実(Elements Garden)
そして大サビの「和」です。
和(わ)! 体温めよう
出典: CiRCLING/作詞:中村航 作曲:岩橋星実(Elements Garden)
輪を作り、愛を循環させ、そして最後に「和」ができあがりました。
「和」という漢字から伝わるのは穏やかさや温かみ、優しさなど人と人との間に生まれる空気感です。
和ができれば、誰かとの間の絆を感じることができますし、お互いを温め合うこともできます。
そして誰かが応援してくれていること、思ってくれていることを知り、勇気が湧いてくるはずです。
自分を信じて大きな夢を叶えよう!と思えることでしょう。
Poppin'Partyの更なる活躍と可能性を感じさせてくれる、重要な一節ではないでしょうか。
アニメの背景が見えてくる歌詞
「CiRCLING」が生まれたきっかけ
とても明るい曲でありながら、この曲が生まれたきっかけは香澄の「悲しみ」でした。
自分たちが出演するイベントのチラシを捨てられてしまったところから始まります。
悲しいけれど、そこで足を止めていても状況は好転しません。
彼女は歌うことを選びました。
歌えば振り向いてくれるという思いがあったのではないでしょうか。
それは驕りや自信過剰ではなく、仲間たちに対する敬意がベースになっています。
自慢の仲間たちと奏でる音楽ならきっと心に届く!という思いです。
つまり仲間との絆=和からファンを巻き込む輪を作り、環を通して愛を伝えようということ。
歌詞のメッセージ性とボーカルの前向きな歌声が、この曲の明るさを決定付けました。
同じ場所を目指す仲間
(こんな日には) 祈らせてくれるかな?
“Forever lasting friends!”
出典: CiRCLING/作詞:中村航 作曲:岩橋星実(Elements Garden)