最後の英詞部分を和訳すると「永遠に続いていく友情」となります。
仲間といえど、それぞれが異なる生い立ちで異なる性格をもち、異なる楽器を担当する「他人」です。
しかし自分たちにしか作り出せない音楽を作ろうという思いは皆同じ。
作りたい音楽も皆同じ、たったひとつなのです。
皆の思いが重なって素晴らしい音が奏でられたとき、この時間が永遠に続きますようにと願うのでしょう。
帯に綴られたメッセージ
CDの帯に採用されたキャッチコピーは、この曲の歌詞のフレーズでした。
受け取った愛は
巡り続ける世界への愛だ
出典: CiRCLING/作詞:中村航 作曲:岩橋星実(Elements Garden)
Poppin’Partyらしい前向きで、明るいイメージが感じ取れるフレーズですね。
多くの“wa”がちりばめられた「CiRCLING」ですが、キャッチコピーとして採用されたのは「環」となりました。
「環」を使った言葉として挙げられるのが惑星の周囲を周回する衛星の軌道です。
衛星は一定の引力と遠心力によってこの軌道から外れることなく永遠に回り続けます。
「愛」もきっとそうなのでしょう。
CiRCLINGするのは何か
「サークリング」の動詞としての意味は「回す」です。
ではこの曲で一体何を回そうとしているのでしょうか。ここでは3つに分けてご紹介します。
仲間とのストーリー
CiRCLING! 回り続ける
キミとわたしの物語は
出典: CiRCLING/作詞:中村航 作曲:岩橋星実(Elements Garden)
仲間と出会い、新しい物語が生まれます。仲間が増えれば物語も増えるでしょう。
自分を通して仲間同士が繋がれば物語は繋がります。
仲間だけではありません。ファンも同様です。
物語を回し続けることで仲間やファンとの輪や環を更に大きくできるのでしょう。
夢
(きっと)夢は (巡り)回り続け
CiRCLING! 永遠の途中――
出典: CiRCLING/作詞:中村航 作曲:岩橋星実(Elements Garden)
「夢」も回ります。
周囲からの愛を受けて自信を持ち、夢に向かって大きな一歩を踏み出すのです。
その一歩を見た仲間たちが、自分の夢を見つめ直して一歩踏み出す。
こうした連鎖も「サークリング」ですね。
途切れない形
CiRCLING! 円陣組もう
終わりのない形だからね
出典: CiRCLING/作詞:中村航 作曲:岩橋星実(Elements Garden)