哀しいかな、消えてなくなって欲しいやつっているな。
俺も誰かにそう思われてるだろ。
そこへいくとヒロ、おまえはあくまで俺的には、ギリギリ、あくまでほんとにギリッギリ、消えてなくなって欲しくない、まあ、そーだな。。友達だったぜ。
おまえのライブ、見てみたかったなぁ。
おまえも歌うたいになればよかったのになぁ。
出典: http://j-lyric.net/artist/a04b2cc/l03efee.html
持ち時間30分なら30分。1時間なら1時間。3時間なら3時間。それが歌うたいの寿命なんだ。
わざわざ自らわざわざ永遠にくたばるまでもなく、毎日、毎回くたばることができて、そして何より、毎日、毎回生まれることができる、なんとも自分勝手で都合のいい存在なんだ。
そーいや、おまえにあげたギター、サトシってやつが持ってっちゃったぞ。おまえのツレだって言ってたけど本当か?嘘なら呪い殺せ。
出典: http://j-lyric.net/artist/a04b2cc/l03efee.html
生きたいのか、死にたいのか。そんなことはときにどっちでもいいような気がする。
そんなことより、生きたいなら生きたいなりに、死にたいなら死にたいなりに、ちゃんと人間か?ちゃんと人間か?目が眩むほど、真っ赤に真っ赤にちゃんと人間か?
ちゃんと人間か?ちゃんと人間か?目が眩むほど、真っ赤に真っ赤にちゃんと人間か?
例えばヒロ、お前がそうだったように
出典: http://j-lyric.net/artist/a04b2cc/l03efee.html
申し訳ないのですが、膨大な量になってしまうので歌詞は一部のみ掲載させて頂きます。これでも一部です!
この曲が木蘭の涙などと同じような、亡くなった誰かの為に向けられた曲とは到底思えないです。
自分が死んだ時、「もっとあんな事してやれたのに」と後悔されるより「なんで勝手に死んだんだ!」と叱ってもらえる方が愛が伝わってくるし、嬉しいと思います!
竹原ピストルさんの決意を感じる
この曲の中で、「歌で人を変えることはできない」と歌っています。ここまできっぱりと言われると驚きました!
歌手って何かを変えてやろう、とかそういう思いを持っているものなんじゃないの?と、聞き手として勝手に思っていたからです。
竹原ピストルさんは「生きろ」と歌い続けたのに対して、ひろさんの答えが死でした。
結局、自分の歌なんて何も届いていないじゃないか、という気持ちからそれを詞にしたのでしょう。それでも、それは本心ではないと思いますけどね。
ひろさんへの歌
ひろさんに向けられた曲を歌っているのは竹原ピストルさんだけではありませんでした!
竹原ピストルさんはひろさんと仲が良かったようですが、それ以外にもクリープハイプの尾崎世界観さん、andymoriの小山田壮平さんも面識があったようです。
そしてその二人もひろさんに向けて曲を作っています。それぞれ「リグレット-クリープハイプ」「クレイジークレイマー-andymori」という楽曲です。
竹原ピストルさんは溢れんばかりの言葉を詞にしていますが、逆にandymoriのクレイジークレイマーの場合は非常に端的でスッキリしてます!
どちらが良い、悪いではないですが、同じ人に向けられた音楽としていろんな考え方が出来ます。
竹原ピストルさんの当時の心境
もう一曲、他人事とは思えない曲があります
amazarashiの楽曲で「ひろ」という曲があります。「例えばヒロ、お前がそうだったように」を聴いた時、この曲を思い出し人は他にもいるのではないでしょうか。
竹原ピストルさん、クリープハイプ、andymoriが向けて歌ったひろさんとは全くの別人です。ですが、この曲も亡くなったひろさんに向けて作られた曲なのです。
竹原ピストルさんの「例えばヒロ、お前がそうだったように」を初めて聴いた時に、この歌を思い出さずに入られませんでした。
筆者の感覚としては、竹原ピストルさんの場合、お通夜に来て亡くなったひろさんの目の前で怒鳴っているような印象で、
amazarashiの秋田ひろむさんの場合、久しぶりにお墓参りに行ってお墓の前でひろさんに話しかけているような印象です。
人の死を歌った歌で「音楽の面白さ」を語るのは不謹慎だと思いますが、巡り巡る音楽の不思議を2人のひろさんから改めて学ばせて頂きました。
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