仲間の絆を信じる盧笙

レボリューション起こす時は 一緒で

バカばっかアツなってアホやって

蹴られ 殴られても また集まって

やることやってアカンでも かまへん

泣いても最後は笑うんやって!

出典: 笑オオサカ!~What a OSAKA!~/作詞:トータス松本・SHINGO★西成 作曲:トータス松本

この部分は盧笙の気持ちが存分に書かれています。

それは、天下よりも仲間(特に簓)とのを大事にしていること。

どれだけラップバトルで負けても、何かをする時は常に一緒。

天下を取れなくても、最後に笑えれば良いのだという気持ちが見えます。

対戦相手は3兄弟ということもあり、その絆は強固。

しかし、友達には友達なりの絆があるのだという気持ちも、歌詞から読み取れます。

また、現在はお笑い芸人と数学教師の2人。

「立場や生きる道が違っても繋がっている絆の方が強い」ということを言いたいようにも見えます。

謎の人物の目的

ヒプノシスマイク【笑オオサカ!~What a OSAKA!~】歌詞を考察!何の天下をとるのかを深読みの画像

天谷奴零の目的

ああでもない こうでもない

とかいう外野は気にするな へ~でもない

カネもない コネもない

なんにもない からはじめて

苦労はどうってコトない

出典: 笑オオサカ!~What a OSAKA!~/作詞:トータス松本・SHINGO★西成 作曲:トータス松本

どついたれ本舗の中でも謎の人物、天谷奴零。

ここでは彼の目的がうっすらとわかる歌詞が書かれています。

天谷奴零は対戦相手Buster Bros!!!の3人の父親という人物。

そのため、遠くから彼ら3人を応援しているような歌詞に見えます。

歌詞に書かれていることは、どついたれ本舗の他の2人はほとんど当てはまりません。

しかし、Buster Bros!!!の3人には当てはまる部分がいくつもあります。

児童養護施設で育ち、弟たちを養うために危ない橋を渡って来たリーダーの山田一郎。

そんな一郎を尊敬し、付き従う弟2人。

固い絆で息子達を、父親は何かの目的で遠いところから見守っていると考えられます。

息子たち、そして自分へのエール

他にはない ほっとかない 絆固い

これくらい出来なきゃ漢じゃない

傷と真実の闇は深いけど やるしかない 志高い

出典: 笑オオサカ!~What a OSAKA!~/作詞:トータス松本・SHINGO★西成 作曲:トータス松本

天谷奴零は何か目的があるようで、そのために息子たちには頑張ってもらいたい。

そんな気持ちが、この部分から読み取れます。

「様々な困難はあるだろうけど、これくらいは出来なきゃいけないよ」。

父親から息子たちへのエールのような歌詞になっています。

また、この部分の最後の歌詞は、自分に言い聞かせているようにも見えます。

天谷奴零は明確な目的を持って動いている。

どんなことがあっても、その目的を果たして見せる。

そのような隠れた気持ちも、歌詞から読み取れます。

ラップバトルを楽しいものに

夢がある! 上がある! 馬力ある! 成り上がる! やる気ある!

ほなやってみよう まず立ってみよう

今の場所から這い上がってみよう

義理人情 日々成長 NO イミテーション!

もういっちょ! Yo! チェケラッチョ!

出典: 笑オオサカ!~What a OSAKA!~/作詞:トータス松本・SHINGO★西成 作曲:トータス松本

自分達の心意気を歌っている部分。

夢があり、まだ見えない天井があり、上がれるだけの馬力が俺たちにはある。

絶対に天下をつかみ取ってやるという気持ちで溢れています。

それぞれの大事なものを抱え、今の場所から這い上がり、立ち上がる。

こうすることで、自分たちは成り上がるんだというが感じられます。

他のグループとは違い、ギラギラを前面に出したグループではないどついたれ本舗。

しかし、その笑顔の裏には天下へ成り上がるという強い意志が込められています。

関西らしさ満載の歌詞

ヒプノシスマイク【笑オオサカ!~What a OSAKA!~】歌詞を考察!何の天下をとるのかを深読みの画像

ひたすらに明るく

オオサカ! 王様! ここから! いこかな!

めっちゃ応援したってや ごっつ可愛いがってや

あんじょう陽気にやってや それさえあったら百人力や

むっちゃ楽しんだってや あとはぼちぼちやってや

最後は絶対笑てや それがなかったらさっぱりワヤ

出典: 笑オオサカ!~What a OSAKA!~/作詞:トータス松本・SHINGO★西成 作曲:トータス松本

他のグループとは違った雰囲気を持っているどついたれ本舗。

暴力的なイメージもなく、ひたすら関西風を貫き通しているグループ。

とにかく明るく、楽しくやっていこうよというメッセージが歌詞から読み取れます。

このメッセージは、どちらかというと聴いているファンへのメッセージのように見えます。

とにかく聴いた人に楽しい気持ちになってほしい。

新しいラップバトルのあり方を、どついたれ本舗は提供しているのかもしれません。