When you're standing on the edge
So young and hopeless
Got demons in your head
We are, we are
No ground beneath your feet
Now here to hold you
'cause we are, we are
The colors in the dark

出典: We are/作詞: Toru Taka Brittain Colin Long Nick作曲:Toru Taka Brittain Colin Long Nick

サビからの抜粋です。

簡単な和訳を添えます。

「崖っぷちに立ち尽くす君は

幼くて望みが絶たれて

脳みその中に悪魔を飼っている

それでも僕たちは

足元に地面がない君を

今ここで抱きすくめるよ

何故って僕たちは暗闇の中の色彩だからね」

孤独の淵で狂わんばかりの人々を抱きすくめる歌詞です。

共同作業で作詞と作曲がされており誰がどんな役割を果たしたのかは分かりません。

しかし「暗闇の中の色」という表現はいつ聴いても素晴らしく感じます

冒頭に合唱を挿入し壮大な楽曲を表現しきった実力が並のロック・バンドではありえない点です。

18歳のあなたも、かつて18歳だったあなたも、18歳を目前にして震えているあなたも救いたい

ONE OK ROCKの健気な気概を感じさせます。

第7位 「キミシダイ列車」

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2011年10月5日発表、ONE OK ROCKの通算5作目のオリジナル・アルバム「残響リファレンス」収録曲。

ドラムの合図で一斉に音を出す。

ロック・バンドの原点的な在り方が素敵な一曲

爽快に疾走してゆく感じ。

ギターのエッジがザクザクに立っていますが演奏全体のある種の軽さとポップさが心地よいです。

「腐らないで! 今夜のライブに向けての準備はいいかい?」

トラベリング・バンドONE OK ROCKの真骨頂を示しています

歌詞を見ていきましょう。

ロック・ミュージックの真骨頂

こんりんざい僕は言わせぬから
「過去がこうだ!だから未来もこうさ!!」
もうくだらん これだから嫌になる
「もういいや このまま死んだって」…って思うほど
バカに生きてるから
ホラ気付けば また今日も歌ってる!!

出典: キミシダイ列車/作詞:Taka 作曲:ONE OK ROCK

タイトルの「キミシダイ列車」とは君次第でいくらでも楽しめるよという優しい気持ちの顕れです。

過去に囚われるのは因習を信じるのと同じく馬鹿げている

悩むより全力で生きよう。

僕が歌うから一緒にライブを楽しんでくれ。

全部、君次第だよ

斯様にONE OK ROCKライブを楽しむための心構えを教えてくれます。

これぞロック・ミュージックの真骨頂という感じでテンションが一気にアガる一曲です。

第6位 「Wasted Nights」

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2019年2月13日発表、ONE OK ROCKの通算9作目のオリジナル・アルバム「Eye of the Storm」収録曲。

映画「キングダム」主題歌

大作映画主題歌になっているだけあって曲調も壮大です。

バンドとしての機能が後景に退いていてTakaのボーカルを引き立たせる狙いのよう

この戦略はアルバム「Eye of the Storm」収録曲に共通しています。

バンドの変化に賛否の声が様々に寄せられていてONE OK ROCKも岐路に立っているようです

日本のAmazon.co.jpでは否定的なカスタマーレビューが多い。

しかし米のAmazon.comではバンドの決断を賞賛するカスタマーレビューが圧倒的です。

両国の音楽に対する感性の違いが浮き彫りになりました。

歌詞を見ていきましょう。

壮大なロック・ミュージックの姿

Let's live like we're immortal
Maybe just for tonight
We'll think about tomorrow
When the sun comes up

'cause by this time tomorrow
We'll be talking about tonight
Keep doing what we want we want we want
No more wasted nights

出典: Wasted Nights/作詞: 作詞:Taka Pete Nappi Janee“Jin Jin”Bennett Jamil Kazmi 作曲: 作詞:Taka Pete Nappi Janee“Jin Jin”Bennett Jamil Kazmi

サビの歌詞を抜粋しました。

簡単な和訳を添えます。

「不死身であるように生きよう

今夜だけでも

朝日が昇ってから

明日のことを考えよう

何故って明日の今頃

僕らは夜のことを語り合うのだし

本当にやりたいことをやり続けよう

もう夜を無駄にはしないんだ」

刹那的な生き方と人生哲学の有り様はロック・ミュージックの伝統に沿っています

肝心の映画を未見ですのでストーリーとの関わりは分からないです。

ただ、この映画のヒーローたちの生き様とリンクしているのかもしれません。

その一方でもっと普遍的なロック・ミュージシャンとしてのアティチュードを示しているはずです

楽曲のスケールの大きさに酔いましょう。

第5位 「Change」

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2018年2月16日発表、ONE OK ROCKの通算5作目の配信シングル

3分に満たない楽曲なのですが印象は鮮烈です。

おそらくリスナーの心がこの曲の歌詞のメッセージに呼応するのでしょう。

Takaの卓抜した表現力が見事で、やはりこの人の才能はずば抜けたものであることを思い知らされます

提示されたメッセージ。

歌詞を見ていきましょう。

ロック・ミュージックの永遠のテーマ

Hey
You know it's not too late for us to make a change
You gotta listen to your heart what does it say?
No matter how much we might bend we will not break
'cause we got what it takes to stay

出典: Change/作詞: Taka Pete Nappi Joshua Lewis Golden Jamil Kazmi Ethan Thompson 作曲: Taka Pete Nappi Joshua Lewis Golden Jamil Kazmi Ethan Thompson

リスナーにチカラを授けるサビの歌詞です。

簡単な和訳を添えます。

「ねえ、人が変化することに遅すぎるなんてことはないんだよ

自分の心がなんていっているか聴いてごらん

僕らがどれほど曲がっても折れることはないんだ

何故って僕らにはこのままでゆけるチカラがあるから」

「Change」というテーマは過去にも様々なロック・ミュージシャンが挑戦してきました

デヴィッド・ボウイにも「Changes」という不朽の名作があります。

ロック・ミュージック自体がブルースからの「Change」の中から生まれました。

ONE OK ROCKの「Change」は大仰な革命の話をしているわけではありません

個人にはいつでも「Change」の機会があるよと諭すのです。

ONE OK ROCKは基本的にティーンエージャーのことをいつも考えているよう。

それはロック・ミュージシャンの態度として非常に正統なものです。