闇も光も同時に存在するのが東京の本当の姿です。
そしてそばに寄り添ってくれる愛があれば、こうした矛盾のある都会でも生きていける。
東京讃歌であり愛の讃歌でもあるのです。
どんな土地が舞台であっても最後に大切なのは親愛なる人とであるかどうかが鍵のよう。
藤圭子が辛酸なめた土地・東京ですが宇多田ヒカルにとってはお母さんの街なのです。
もっと様々な読み方をしたい方は藤圭子の「女のブルース」も聴いてみてください。
街の灯りは人が灯すものです。
人が細工したものに固有の温もりはネオンライトにもあります。
大事なことは地道に愛を育んで土地に馴染んでいくことでしょう。
主人公がいずれ東京で子どもを産めば、息子・娘にとって東京もお母さんの街になります。
こうした営みの継続の上に東京の街の絶え間ない発展があるのです。
宇多田ヒカルの「東京NIGHTS」と藤圭子の影。
歌詞の余韻を感じられるようにたっぷりと後奏があります。
「東京NIGHTS」は色々と推測して読み解くととても深い歌詞でありました。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
OTOKAKEと宇多田ヒカルの軌跡
親友の引っ越しに動揺
OTOKAKEには宇多田ヒカルの関連記事がたくさんあります。
中でも親友の突然の引っ越しに動揺しながら書いた作品をご紹介。
「Making Love」
情報量いっぱいの歌詞を徹底解説しました。
渾身の記事です。
ぜひご覧ください。
宇多田ヒカル【Making Love】歌詞考察!私と「あなた」は親友だけど…?意味深な歌詞に迫ろう - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
2006年に発表された宇多田ヒカルの「Making Love」は彼女の実体験に基づいた歌詞です。親友が突然遠く離れてしまうことに動揺した際の心模様が描かれています。私小説的な要素も含まれたこの曲の歌詞を考察いたします。
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