ビートルズ【マジカル・ミステリー・ツアー】歌詞を和訳&解説！ツアーの行先は不明！？ワクワクする名曲

クライマックの歌詞になります。

原詩の言葉の響き具合を楽しんで欲しいです。

テンポは変幻自在に変わります。

和訳を添えましょう。

「魔法のミステリー・ツアーがあなたを連れ去りにきたよ

あなたを連れ去りにきたよ

魔法のミステリー・ツアーはあなたを連れ去りたくて仕方がない

あなたを連れ去りたくて仕方がない

今日、あなたを連れてゆくよ」

「マジカル・ミステリー・ツアー」はビートルズの中期と後期の橋渡しになります。

サイケデリック音楽への過度の傾倒はロックを複雑にさせはしないかとジョン・レノンは気付きました。

もっとシンプルにロックンロールしたいと願うようになります。

この時代にサイケデリック文化を担ったバンドで今でもサイケデリック・ロックを続けている人は僅かです。

皆、一過性の風邪から回復するとシンプルなロックに戻り、果ては売れ筋のポップを演奏します。

アメリカ西海岸のジェファーソン・エアプレインなどがその顕著な例です。

それでも日本のアンダーグラウンド・シーンなどには未だにサイケデリック・ロックに拘る人もいます。

ジャックスや裸のラリーズ、灰野敬二などは欧米ではサイケデリック・ロックの教科書です。

ドラッグ文化とサイケデリック文化は同じものではないので日本で独自の発展をします。

ポール・マッカートニーはジャックス辺りならば気に入ってくれそうです。

今ではポールの新譜からサイケデリック文化の香りがすることはまったくなくなりました。

だからこそ「マジカル・ミステリー・ツアー」の時期のビートルズを至高だと考える人が多いのです。

音楽的な円熟を迎えたビートルズが遺した奇怪なツアー。

「マジカル・ミステリー・ツアー」はテレビ映画につられて当時こそ酷評されました。

しかし「マジカル・ミステリー・ツアー」という曲自体のワクワクする感じは今でもシェアしたいもの。

またアメリカ編集のサウンド・トラック盤は今でも不朽の名作です。

ビートルズと週末のトリップに出かけてみてください。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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