音楽に録音アプリを活用しよう

録音アプリには、無料でも様々な機能がついて便利なものがたくさんあります。そのおかげで、わざわざレコーダーを準備しなくても手軽にいつでも音声を録音できるようになりました。

この「いつでも手軽に録音ができる」という状況は、楽器の練習や曲作りなど、音楽をする上でとても有用です。それぞれ個性的なたくさんの録音アプリを活用すれば、音楽作り・音楽活動のレベルアップに大きく役立ちます。

具体的にどのように録音アプリを活用すればいいか、たくさんある録音アプリの中からどれを選ぶのがいいのか、解説していきましょう。

録音アプリのおすすめ使用方法

個人での楽器練習に

まずおすすめする録音アプリの活用方法は、家やスタジオでの個人練習の記録です。ギターベースドラム、ボーカルからキーボードまで、どんな楽器でも幅広く有効な使い方でしょう。

練習の中で自分の演奏を聴いていても、どうしても細かい部分については違和感を感じにくくなってしまいます。そんなとき、録音アプリで自分の演奏を録っておけば、後からじっくりと聴きなおすことができます。

リズムにハシり・モタりはないか、細かいタッチやピッチにおかしな部分はないか、表現力豊かに演奏できているか……など、客観的に自分の演奏を聴くことで分かるポイントもたくさんあります。

気になる部分があったらそこを何度も練習して、また演奏を録って聴いてみる、という繰り返しで演奏力が一回りも二回りもレベルアップしていけます。

「自分の演奏を聴く」というのは、何よりも基本的な勉強になります。

作曲・編曲やアレンジに

曲を作ったりアレンジを固めていく際の記録・メモとしても録音アプリは便利です。

弾き語りで曲のデモを作ったり、ふと思いついたメロディを鼻歌で録ってメモする人も多いでしょう。そんなとき、スマホがある今ではアプリで簡単に記録できるから便利です。

便利なレコーダーや携帯電話もなかった時代は、公衆電話から自宅の留守電へ鼻歌を歌ってメモを残したりしていたそうです……その時代と比べたら、スマホの録音アプリがある今がどれだけ便利な時代か分かりやすいですね。

バンドメンバーに聴いてもらう新曲の弾き語りデモや、曲のアレンジパターンをいくつか録音して聴き比べするなど、単なるメモや記録だけでなく活用方法も様々なものが考えられます。


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バンドの全体練習に

個人練習やメモ代わりとしてだけでなく、バンド全体の練習でも録音アプリは活躍してくれます。

スタジオでのバンド練習は大音量で迫力も感じられるので、練習中はどうしてもすごく上手く演奏できているように聴こえがちです。各パートの細かいアレンジや全体の展開やフレーズの絡みのバランスなども、何割か増しでかっこよく思えてしまう傾向があります。

そんなバンド全体での練習を録音して後からメンバー皆で聴くと、大きな発見がたくさんあるでしょう。

客観的に聴いてみると演奏全体のテンポがどんどん早くなっていた、キメがしっかりと揃っていなかったなどバンドの問題点が見えてくることも多いです。ギターベースの演奏がぶつかり合っていた、リズムがごちゃごちゃする部分があった、全体的に曲展開が冗長でのっぺりしていた……などのアレンジに関する課題が見つかることもあるでしょう。

演奏自体の反省だけでなく、新曲を披露する前にその曲についてじっくり細部を考えることができるのも録音の強みです。

また、練習だけでなく本番のライブを録音しておけば、ライブ全体を通しての演奏力やリズムキープ、曲と曲のつなぎや曲順についての印象なども後から何度でも復習できます。

大音量のライブの録音には録る位置やスマホの角度などコツや試行錯誤もいりますが、ライブハウスに録音をお願いすると決して安くはないお金もかかります。毎回録音をお願いするのが金銭的にも厳しい場合は、自分たちで録音アプリを使って後からの反省・復習の記録として録っておきましょう。

おすすめの録音アプリ

ここからは、無数にある録音アプリのなかから特におすすめのものを厳選して紹介します。

どれも特徴があるので、使用目的に応じて自分にはどのアプリが合っているか選んでいきましょう。

PCM録音 - 高音質ボイスレコーダー

「PCM録音 - 高音質ボイスレコーダー」は、高音質での録音に定評がある録音アプリです。

使い方は至ってシンプルで、基本的には録音/一時停止ボタンと停止ボタンのみを使っての操作になります。

細かい編集などをするよりも、とにかくすぐ、なるべく良い音質で録音がしたい、という方におすすめです。

レコーダー +

「レコーダー +」は単に録音するだけでなく、録音データのカットやコピー、ペーストなど編集機能に優れたアプリです。曲展開やアレンジを考えるときにとても便利に使えるでしょう。

元のデータをとっておきながら編集されるので、何度も曲を練り直しながらじっくりと考えることもできます。

録音データのエクスポート(導出)にも様々な形式で対応していて、PCやクラウドストレージに移すのも簡単です。

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