Bメロ
0:29からBメロに入ります。
Aメロとは違い、出だしはとても静かな演奏になっていますね。
海外ドラマ『ツイン・ピークス』に出てくるような部屋で、HYDEは黒ずくめの服をまとい、指を重ね合わせています。
置かれているインテリアはゴシック調の物が多いですが、太い電源コードのような物もあります。
サビ
0:35からサビになります。
MVの撮影場所は、おそらく廃工場なのでしょう。
薄暗く広大な場所で撮影されているのが分かりますね。
HYDEの右隣には、上から吊るされたチェーンがあります。
HYDEが付けている首輪と、良いバランスが取れていますね。
曲調はAメロBメロの全く違い、かなりメロディアスです。
このあたりは往年の「L'Arc〜en〜Ciel」を思い起こさせるメロディーだと思います!!
2番以降の見どころ
1:33、2番目のサビあたりから蛍光色の塗料がメンバーの衣装にかかっています。
衣装ばかりではなく、看板のネオンや楽器も蛍光色になっていますね。
一見毒々しく見えますがよく観察してみると、色の配分が入念に練られていることが分かると思います。
暗黒の淵から蘇ったサタン
1:58からは、アニメのような造形美を見ることができます。
堕天使をかたどった椅子に座り、物思いに耽るHYDE。
まるで暗黒の淵から蘇ったサタンのようです。
2:07ではマニキュアのピンクとカラーコンタクトが妖しく光ります。
これもHYDEならではのデーモニッシュな演出ですね。
2:48では黄色いドリンクを口に含み、そして吐きます。
これは血のモチーフを変奏したものなのでしょうか?
HYDEの、グロテスクさのなかにある美学を見たような気がします。
『KISS OF DEATH』をセルフカバー
中島美嘉に提供
さて、『AFTER LIGHT』の解説は終了します。
つぎからはカップリング曲である『KISS OF DEATH』を解説していきます。
この曲は中島美嘉に提供された曲ですが、今回HYDE自身が歌っています。
冒頭のメロディーは爽快で、『HONEY』の続編のような印象がありますね。
この曲が流行った当時、筆者はカラオケに良く行き、この曲を歌っていました。
しかしキーが高すぎてうまく歌えませんでしたね(笑)
ちなみにHYDEはこの曲もセルフカバーしています。
収録アルバムは2009年発表の『HYDE』です。
こちらは全編英語の歌詞になっています。