過激なMVとテーマが話題となった「朔-saku-」は2004年7月14日にリリースされました。
映像にはかなりグロテスクな描写があり、規制もかかったことで有名。
こちらは前のめりなサウンドと美しい高音がクセになる1曲です。
衝撃的なテーマで話題に
この楽曲は「少年犯罪」がテーマ。
MVでは母を殺めた少年が一人団地で生活する姿が…。
こんなにディープな内容であるにもかかわらず、オリコンチャートでは見事4位を記録しました。
オリコン上位は彼らにとって恒例ですが、このスタンスを押し切っての上位は凄い快挙です。
当時活動していたバンドの中で、唯一無二の存在を確立しました。
7位 激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇
歌唱力に思わずウットリ
ボーカル・京の歌唱力が存分に発揮された楽曲「激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇」。
2009年12月2日にリリースされ、DIR EN GREY史上初のオリコンチャート2位を記録しました。
冒頭のメロディアスなハイトーンには思わずウットリしてしまうことでしょう。
そして、すかさず飛び出すグロウル…。
とめどなく繰り出される数々のデスヴォイスが、DIR EN GREYの世界へと引きずり込んでいきます。
なお、こちらのMVも過激な描写から、フルサイズでのテレビ放送は規制されたようです。
6位 Cage
「虐待」と「SM」
「虐待」を受けた人物がテーマになっており、歪んだ愛情によるSMの描写が刺激的。
禁忌ともいえるテーマを堂々と歌い上げるのはDIR EN GREYの魅力ともいえます。
MVで「生きた心臓」を抱いたり「足のない女性」がいるのは、「心に負った傷」を表現しているのでしょう。
単に過激な描写なだけではなく、彼らの手段で「痛み」を鮮明に表現した結果なのだと思います。
5位 アクロの丘
亡くなったX JAPANのhideへ向けたメッセージ
1999年1月20日にリリースされた「アクロの丘」。
若くして亡くなったX JAPANのhideへ向けて綴った楽曲です。
ボーカル・京はhideとの関わりがきっかけとなり、バンド活動を始めたといっても過言ではありません。
先ほどまでの楽曲とは打って変わり、しっとりと「悲しみ」を歌い上げるバラードナンバーとなっています。
歌詞の内容もとても切実で、心を揺さぶられるはず。
「悲しみ」ひとつをとっても、様々な表情を表現することができるのが素敵ですね。
