小田和正「キラキラ」とは?

ドラマ「恋ノチカラ」の主題歌として知られるこの小田和正さんの「キラキラ」という曲は、1991年に放送されたドラマ「東京ラブストーリー」の主題歌「ラブ・ストーリーは突然に」以来、フジテレビのドラマ主題歌に起用されるのは2度目のことでした。

どちらもフジテレビのドラマであり、ラブストーリーの主題歌ということで、この「キラキラ」についても、恋について歌っている歌詞であることが一目見ただけでもすぐわかりますよね。

そして、このドラマの大ヒットとその主題歌「キラキラ」の大ヒットにより、それ以降に出す小田和正さんのシングルの売り上げが、「キラキラ」効果で、8作品連続オリコントップ10入りを果たし、オリジナルアルバムの売り上げも大幅にのびました。

小田和正「キラキラ」の歌詞に込められた想いとは...!?ベストアルバム収録!「恋ノチカラ」主題歌♪の画像

ドラマ「恋のチカラ」とは?

フジテレビで2002年に放送された「恋のチカラ」は、最高視聴率は初回の20.6%を記録した大ヒットドラマでした。

このドラマを今でも支持する女性は多く、当時VHSで録画し、何度も見返す人も多くいたそうです。

「見ると元気になれる」「前向きになる」「恋がしたくなる」という声も多く、何年経っても、再放送も何度もされた大人気ドラマなのです。

小田和正「キラキラ」の歌詞に込められた想いとは...!?ベストアルバム収録!「恋ノチカラ」主題歌♪の画像

ドラマ「恋ノチカラ」とはどんなドラマだったのでしょうか?

このドラマは、主人公・本宮藤子30才が、ひょんなことから会社を辞めてしまい、できたばかりの小さな会社に転職したことを機に、それまでずっと諦めかけていた仕事や恋愛を、再び取り戻そうとするコメディタッチのラブストーリーです。

大手広告会社から独立した貫井は、仕事一筋で女性に特に興味がありませんでしたが、独立をきっかけに女性を雇おうと引き抜きをかけたところ、なぜかちょっとした手違いで、藤子をヘッドハンティングしてしまいます。

そして、その人違いを真に受けた藤子は驚きつつも、以前から憧れていた貫井からの誘いとあり、思い切って会社を辞めて貫井の会社に赴きますが、貫井から人違いだったことを聞かされます。

ですが、藤子は納得できないと、もう会社を辞めてしまったことを理由に、何が何でも会社に居座る。

それまでは、いきいきと仕事に打ち込むことなど諦めかけていて、恋もあきらめていた藤子でしたが、仕事を通して貫井の絆が徐々に深まっていきます。

そして、仕事以外でも、始めは言い争いばかりでしたが、藤子と貫井の恋は徐々に始まっていくのです。

「キラキラ」の歌詞の意味とは?

この「キラキラ」という曲のタイトルは、どういう意味なのでしょうか?そもそも、「キラキラ」は擬音の一種で、意味は「輝いている」という意味です。

この「キラキラ」という言葉は、タイトルだけではなく、歌詞の中にも幾度となく登場します。

タイトルだけでなく、歌詞の中にも何度も登場する「キラキラ」という言葉の意味とは?

 「恋ノチカラ」のストーリーからもわかるように、もう年齢が30才を迎えようとしている主人公がすでに自分が輝くことにも諦めかけていたそんな時、主人公の身にそれまで起こりえなかった出来事が色々起こり、恋をしたことで、輝く様子を描いていました。

このドラマと同じように、この「キラキラ」という曲の中でも、恋をすることは、力が湧いてくる、もしくは輝けるというような意味が込められているのです。

「ゆらゆらゆら」や「キラキラキラ」などの擬音が歌詞に含まれる意味とは?

ゆらゆらゆら 心は揺れる キラキラキラ 時はかがやいてる
いま もういちど約束する 決して 君のことを裏切らない

出典: キラキラ/作詞:小田和正 作曲:小田和正

この歌詞の中では、ゆらゆら揺れ動く恋心や、キラキラ輝く恋心を、そしてキラめく星空を美しく描いています。

この歌詞に、これらの擬音が多く使われているのはどうしてなのでしょうか。

それは、おそらく擬音は歌詞のテンポがとてもよくなり、頭の中に残りやすいからなのかもしれません。

テンポがよくなり、覚えやすい歌詞となり、特にサビの部分がいつまでも耳の中に残るのです。

「キラキラ」の歌詞は、恋をすることの素晴らしさを意味している