Poppin'Partyらしさを詰め込んだ楽曲

Poppin'Partyの7thシングルに収録

Poppin'Party【夏のドーン!】歌詞の意味解説!ひみつの場所に何が待つ?花開く思いに迫る!の画像

「夏のドーン!」は、7thシングルである「Time Lapse」のカップリングとして収録されています。

2017年9月に発売され、カップリング曲の「夏のドーン!」と「八月のif」は夏を題材にした楽曲です。

同じ季節をテーマにしていても「八月のif」は「夏のドーン!」とはまた違った雰囲気の楽曲になっています。

表題曲「Time Lapse」はロックチューンなので、Poppin'Partyの魅力を堪能できるシングルです。

夏祭りの喧騒を表現した歌詞に注目

この楽曲で描かれているのは、夏祭りとそのフィナーレを飾る花火です。

主人公たちが夏祭りを楽しんでいる様子や、夜空を彩る花火の模様など、情景が浮かぶ言葉が綴られています。

夏祭りのワクワク感も表現した歌詞は、聞いていてテンションがあるのではないでしょうか。

そして、夏祭りや花火といえば恋愛においても大きなイベントです。

歌詞の中にはキュンとする恋愛要素も含まれているのでぜひチェックしてみてください。

夏の夕暮れに始まる祭り

夜空に咲く花

夜空をいろどる 刹那の花――
永遠を焼きつけて――

出典: 夏のドーン!/作詞:中村航 作曲:岩橋星実(Elements Garden)

歌い出しの歌詞です。

夏の夜空を彩るものといえば花火です。

その輝きは一瞬で消えてしまうものですが、その一瞬で見る人の心を引きつけるほどの綺麗な輝きを放ちます。

それは思い出として心の中に残り続けることでしょう。

そして、その花火の美しさとともに、その時の出来事も記憶に残るのではないでしょうか。

印象的な花火とひと夏の思い出が浮かぶ表現で綴られています。

いよいよ始める夏祭り

夕闇 遠ざかる蝉の声
お楽しみはこれから
まるで夏の夜の夢のごとし
街がひとつになる日

出典: 夏のドーン!/作詞:中村航 作曲:岩橋星実(Elements Garden)

夏の風物詩でもある蝉の声は、日が暮れて夜が近づくにつれて少なくなっていきます。

それと入れ替わるように、夕闇が広がり、夏の夜になっていく情景が浮かんでくるようです。

夏の夜の楽しみといえば、夏祭りでしょう。

夏祭りの独特で浮き足立ったような雰囲気は、まるで夢の空間にいるかのようだと感じているようです。

夏祭りの日は、祭りを目当てに出かける人が多く、街全体に祭りの雰囲気が漂います

主人公が夏祭りを楽しみにしているような高揚感が感じられる歌詞です。

この時だけのおしゃれを楽しんで

浴衣に 巾着に 髪飾り♪
涼しげに しとやかに うちわ扇いだら
優しげな風が 笑顔を撫でた

出典: 夏のドーン!/作詞:中村航 作曲:岩橋星実(Elements Garden)

夏祭りには浴衣を着ていく人も多いものです。

普段は着ない浴衣を着て出かけことで、非日常感が増します。

主人公も浴衣を着て夏祭りに出かけているようです。

さらに浴衣に合わせた巾着と華やかな髪飾りをつけ夏祭りだけのおしゃれを楽しんでいることが読み取れます。

浴衣姿は夏らしく涼やかで、普段とは違う淑やかさも漂うことでしょう。

うちわを扇ぐようなちょっとした仕草でも、目をひくような魅力があるのではないでしょうか。

主人公はこれから待ち合わせている友人たちと会うのかもしれません。

うちわを扇ぎながら待ち合わせ場所に向かう主人公の顔には、笑顔が浮かんでいることが想像できます。