BOOWY「Dreamin'」の歌詞の意味に込められた意味とは？！ギターで弾くコツ・TAB譜も掲載！

「Dreamin’」が収録されているアルバム「BOOWY」は、BOOWYの通算３枚目のスタジオアルバムです。

東芝EMI移籍後の最初のアルバムであることから、再出発の意味を込めてバンド名をアルバムタイトルに使用することになりました。

プロデューサーには佐久間正英さん、エンジニアにはマイケル・ツィマリングさんを起用します。

2人のもとで布袋さんは本格的なプロデュース業と編曲を学んだそうです。

本作がその後のBOOWYに与えた影響は大く、色々な意味で転換点になったのではないでしょうか。

「Dreamin’」はアルバムと同様にライブでも、1曲目に演奏されていました。

バンド後期になるにつれて、最後の曲やアンコール曲として演奏されるようになりました。

「最後に、夢を見てるヤツらにおくるぜ！」というMCから入るのが定番です。

そんな「Dreamin’」は作詞は布袋さんと作詞家の松井五郎さんが担当しています。

松井さんは作詞家で、BOOWYでは他に、「黒のラプソディー」や「ハイウェイに乗る前に」で氷室さんと共作しています。

その後の氷室さんのソロ作品にも度々登場していますのでご存知の方も多いかもしれませんね。

アスファルトそして、泥だらけのクツがあふれているというのは、都会と過酷な労働環境を連想させます。

灰色の風から生まれた俺たちは当然エリートではありません。

歯車の一つでしかない、歯車のままでは爆弾には当然なれません。

一歩踏み出して夢に向かうことを「爆弾」に例えているところがとてもユニークですね。

しかし日々の繰り返しの中にいると「爆発してぇ！」なんて気持ちにもなりますから、イメージしやすい例えです。

不良品は排除されてしまう。番号だけで管理され、丸くなってしまった。

悪いことは考えない、代わりはいくらでもいる人たちをスペアマンと呼び、「そんな奴らは好きじゃない」と主張しています。

一言で表現するなら「はみ出して行こうぜ！」という感じでしょうか。

集団の中にいて、ただ指示を待つだけなら人は人形と代わりないですよね。

代償として自分で考えることを放棄してしまうこと、これは実はとても恐ろしいことではないでしょうか。

その方が楽かもしれませんが、「俺はそんなにバカじゃない」、俺の「ハートは今ここにある」と突っぱねていきたいですね！

自分の為に夢だけを追いかけています。

ライブでは、「for me」が「for you」になり「you only dreamin’」になります。

夢を追いかけ続ける人への応援ソングです。

夢追い人の皆様、頑張りましょう！