背中を押してくれる応援ソング

アルバム「Japonism」に収録

嵐【Bolero!】歌詞の意味を徹底解説!「夜を燃やす」とはどういうこと?背中を強く推す言葉に注目の画像

「Bolero!」は2015年に発売されたアルバムJaponism」に収録されている楽曲です。

外から見た日本がコンセプトのアルバムのため、和楽器などの和要素を盛り込んだ楽曲が多く収録されています。

その中でも「Bolero!」はラテンテイストを含んだ、アルバムの中では異色の楽曲です。

Boleroとは?

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曲名のBoleroとは、スペインの民族音楽のことです。

スペインの民族音楽といえばフラメンコのイメージが強いのではないでしょうか?

フラメンコと同様にボレロもラテンの情熱的な雰囲気を感じさせる音楽です。

この楽曲にもラテンを思わせるテイストが盛り込まれています。

さらにサンバの要素とJ-popらしさも合わせた、非常に作り込まれた楽曲です。

描いた夢に向かって

夢を語れ

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Bolero! Bolero!
声を上げろ 吠えろ!

出典: Bolero!/作詞:SAKRA 作曲:SAKRA

歌い出しは鼓舞してくれるような強い口調でグッと気持ちをあげてくれる歌詞から始まります。

「声を上げる」とは単純に大きな声を出す以外にも、言いにくいことへ言及する、意見を言うことを意味します。

叶えたい夢を抱いていても「そんな夢は叶わない」とか「無謀な夢だ」と言われてしまうかもしれません。

その不安から夢を素直に口に出すことができない、という経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか?

例えば受験の志望校や希望の就職先であっても、本人の希望を聞いて否定的な意見を言う人は少なからずいます。

そんな周りの声を気にせずに、胸を張って高らかに自分の夢を語る。

そんな勇気を与えてくれる歌い出しです。

夜明けを告げる朝日

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朝が夜を太陽で燃やしたら
俺のテンションはFunkyでLatinでMetallic

出典: Bolero!/作詞:SAKRA 作曲:SAKRA

1番の歌い出しでは、夜の暗闇を朝日が消し去り新しい1日が始まります。

不安や悩みがある時は、夜になればそれらがのしかかって気分が暗くなってしまうという経験はないでしょうか?

しかし朝起きて朝日の強い輝きを浴びれば、沈んだ気分をもう一度あげて前向きになれるはずです。

1行目の歌詞では、強い光を放つ太陽が夜を燃やすように昇るという情熱的な表現がされています。

ラテン系の代表的な国であるスペインは、太陽と情熱の国ともいわれます。

この歌詞はそうしたラテンの情熱的な雰囲気が感じられる表現です

太陽のように情熱的で強い輝きを放つ想いを、自分の胸にも秘めているのです。

2行目の歌詞ではそんな自分の情熱とテンションの高ぶりを表しています。

弱さを蹴飛ばして進め

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胸に潜む 弱さをサッと蹴飛ばし
描いた夢に勇敢に 果敢に突き進め
あの夜の涙のブルーが長い時間(とき)を超えて煌めく

出典: Bolero!/作詞:SAKRA 作曲:SAKRA

自分の夢を叶えたいと願っている時、どんなに気丈に振る舞っていても、不安は常に抱えているものです。

本当に叶えるられるのか、自分にその力があるのか、自問自答する中で弱気になってしまうこともあります。

しかし、そんな弱さを蹴飛ばして勇敢に、果敢に突き進んでひたすらに夢に向かおうと強く背中を押してくれます。

不安に押しつぶされそうになった時には、涙してしまうこともあるでしょう。

その涙は、どんなに長く先であっても夢を叶えることができれば報われるはずです。

夢を叶えて振り返れば、がむしゃらに頑張っていた時の煌めきをもってその涙を思い出すのではないでしょうか。

自分の中に潜む弱さを吹き飛ばし、くじけそうな気持ちを奮起させてくれる歌詞です。