【私の心はチョココロネ】とはどんな曲?
大人気アニメのガールズバンド
声優としてキャラクターを演じながらも実際にバンドとしても活躍している【Poppin'Party】。
演じているのは大人気アニメ【BanG Dream!(バンドリ)】のキャラクターたちです。
作中ではキャラクターによるガールズバンドとして、リアルでは声優のガールズバンドとして活躍する彼女たち。
数ある楽曲の中でも今回は【私の心はチョココロネ】の歌詞の意味を解釈していきます。
この楽曲は2018年4月23日に各配信サイトで一斉配信されました。
甘くてほろ苦いチョコレートにも似た女の子の恋心を歌ったのが【私の心はチョココロネ】という楽曲。
歌詞に綴られている心情とチョココロネと重なる恋心を読み解いていきたいと思います。
タイトルから読み取れること
タイトルは【私の心はチョココロネ】。
チョココロネといえば【Poppin'Party】のメンバー「牛込りみ」と「山吹沙綾」が深く関係してきます。
「牛込りみ」はチョコレート好きとして知られていて、「やまぶきベーカリーのチョココロネ」が大好物。
「やまぶきベーカリー」は「山吹沙綾」の実家としてアニメに登場するお店です。
作品とも関係の深いチョココロネがこの楽曲のタイトルとなっています。
歌詞の内容は乙女の恋心をチョココロネに擬えながら作られたもの。
それがどのようにリンクしていくのかを、歌詞を少しずつ追いかけながらみていきたいと思います。
チョココロネに喩えられた心
コロネの形から読み解けること
そっと耳にあてると
聞こえるココロの波音
出典: 私の心はチョココロネ/作詞:織田あすか(Elements Garden) 作曲:藤田淳平(Elements Garden)
コロネといえばパンを巻き貝状に巻きつけていくという、独特の製法で作られています。
そしてこの歌詞ではその巻き貝に擬えるように表現されていました。
貝に耳を当てると音がするように、コロネに耳を当てると聞こえてくる音があるのです。
この楽曲でいうコロネとは、主人公の心を具現化したものでしょう。
そしてそのコロネ型の心に耳を当てると聞こえてくるのは心の状態を表している音です。
この先の楽曲の歌詞では、主人公の心の中を覗いているような表現になっています。
主人公がどのような気持ちでどのようなことを考えているのか。
耳を当てて聞こえてきた音から見えてくる主人公の心情がこれからの歌詞に綴られているのです。
幸せが伝染するような歌詞
ときめきに甘い香りが
胸をざわざわ騒がせるの
出典: 私の心はチョココロネ/作詞:織田あすか(Elements Garden) 作曲:藤田淳平(Elements Garden)
まるでチョココロネの甘い香りのように漂ってくるのは主人公の想いです。
歌詞には恋をしている心のドキドキやワクワクなど、高ぶる気持ちが溢れ出ているように描かれています。
ジッとしていられなくなるような、焦燥感。
主人公の心は恋に支配され、うずうずしているのです。
「何か行動をしたい、今すぐ会いにいきたい、メッセージを送りたい」。
恋をした時独特の高揚感がこの歌詞からは伝わってくるのです。
そして想像できるのは恋を楽しんでいる主人公。
主人公の明るい性格と恋を謳歌している様子が浮かんでくるようです。
この部分は聴いているだけでこちらまで幸せな気持ちになる歌詞になっているのではないでしょうか。
主人公の甘い甘い気持ち
私の心はチョココロネ
一口かじればあふれちゃう!
いろんなキモチがはじけちゃう!
出典: 私の心はチョココロネ/作詞:織田あすか(Elements Garden) 作曲:藤田淳平(Elements Garden)
主人公の恋する気持ちはまるでチョコがたっぷり詰まったコロネだと喩えられています。
それは心に少しでも刺激を与えてしまうとすぐに溢れてしまいそうなほど。
主人公の心の中にはチョコと同じくらいパンパンに好きな気持ちが詰まっているのです。
そして溢れ出てくるいろいろな感情たち。
話したいという気持ちや、好意が募ってどうしようもなくなる気持ちなどが詰まっているのです。
ここからは主人公の恋する気持ちがどれほど大きいのかを感じ取ることができます。
甘いチョコレートのように、恋という甘い甘い気持ちがリンクして見えてくるのです。