ゆらいだゆらいだ
ゆらいだ水の中
不快な不快な
息をしている
ゆらいだゆらいだ
ゆらいだ水の中
深いな深いな
沈んでく
出典: 融解sink/作詞:Vaundy 作曲:Vaundy
先述した通り、歌詞の中で出てくる水は私たちが生きている世界を表しています。
上記に引用した歌詞でも水に関するワードが出てきますが、どれも現代社会に当てはまるものばかりです。
社会というのは水のようにゆらゆらと不確かなもの。
今日の常識が明日も通用するとは限りません。
現代社会に飲み込まれながらなんとか生きている
現に、新型コロナウイルスの感染拡大によって外出自粛が要請される世界を誰も想像していなかったと思います。
注ぐ容器によって幾通りにも形を変える水のように、確固たる正解の形が存在しない世界。
引用歌詞の3行目と7行目は、同じ発音でも意味が異なる単語が用いられています。
不愉快でどこまで行っても底が見えない日常で、水中に沈むように生きている現代人が表現されています。
今の世の中で懸命に生きる私たちへ
「融解sink」の歌詞解説はいかがでしたか?
確かな幸せが存在しない不安定な世界に迷い苦しみ、人生の歩き方を見つめなおす人も多い現代社会。
この世界と相反するような澄んだ水をテーマにした「融解sink」はそんな私たちに向けて作られたのでしょう。
歌詞の細部に込められた意味を知ることで、これまで以上にVaundyの世界を楽しめるのではないでしょうか。
Vaudyがその名を知らしめることになった話題曲に「不可抗力」という楽曲があります。
彼の独創的な視点で現代社会が描かれており、こちらの記事で歌詞に込められた意味を知ることができます。
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令和のJ-POPを語るうえで最重要アーティストといっても過言ではないVaundy。
言語を超えて注目される世界的アーティストになる日も近いかもしれません。
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