ついに1stフルアルバムをリリース!タイトルは「HEISEI」
2015年の結成以来、破竹の勢いで進み続ける名古屋発のエモーショナルロックバンド、バンドハラスメント。
昨年は大型フェスへの出演や自分たちでレーベルを立ち上げるなど、20代前半とはとても思えない行動力を見せていますね。
そんな彼らが2018年10月31日、結成3年目にしていよいよ1stフルアルバム「HEISEI」をリリースします。
平成も終わりを告げようという年にリリースされるこの「HEISEI」というアルバム。
「自分たちが生まれた平成という年号の間に、アルバムを出すことが出来た」といったところでしょうか。
時期も相まって感慨深いものを感じさせますね。
リード曲「ゼロショウウオ」から「HEISEI」を垣間見る
そして今回スポットを当てるのは「HEISEI」のリード曲でもある「ゼロショウウオ」。
10月20日にはリリースに先駆けてこの曲のMVも公開されました!
アルバム「HEISEI」の一端に触れ、その魅力を垣間見ることもできるのではないでしょうか。
ソングライターの斉本佳朗はセンスの塊?
バンドハラスメントの作詞作曲を担当するのはドラムの斉本佳朗。
この曲も例に違わず、彼によって書かれたものです。
ほとんどの曲の作詞作曲がドラマーというバンドも珍しいですね。
しかも彼の凄いところは、音楽にそれほど興味がないということ。
ドラムで作曲をするとは考えにくいので、他に楽器をやるのかと言えばギターを少しやっていたぐらい。
それでこれだけ世の中に評価される楽曲を手掛けているというのは、センスの塊と言わずして成り立ちません。
まだ知らないという方も、聴いていただければ彼の才能に驚くはずですよ!
「ゼロショウウオ」はどんな曲?
MVをご覧いただく前に「ゼロショウウオ」を簡単にレビューしておきましょう。
参考にしていただければ、より理解度が深まるはずです!
動物のモチーフに沿ったメロディ
歯切れの良いギターに、地を転がるかのように躍動するリズム隊。
心地良くバランスが取れたサウンドの上で繰り広げられるメロディはポップでどこか愛嬌のある印象を受けます。
動物が曲のモチーフになっていることもソングライティングに影響しているのでしょうね。
バンドの一体感が生み出す勢い
サビに入ると、演奏、歌共に突き抜けるような疾走感を演出。
バンドが一体となってこそ生まれる塊のような勢いとでも言いましょうか。
切実な想いがストレートに訴えかけて来るような、そんな感覚を覚えますよ。
MVでストーリーを忠実に再現
映像の内容は歌詞に通じる部分も多いので、続いての項でまとめて解釈していくことにしましょう!