4枚目のシングル「恋人がサンタクロース」
Flower初のカバーシングル
「恋人がサンタクロース」と言えば、松任谷由実が1980年にリリースした名曲中の名曲です。
そんな誰しもが知る名曲をFlowerがカバーしたのは2012年11月、グループにとっては初のカバーシングルとなりました。
Flowerはデビュー当初から切ない世界観と透き通るボーカルの歌声を大々的に推していたので、こうしたカバーはかなり意外な選択のように思います。
失恋や忘れられない恋という感じの曲が多いため、かわいいタイプのFlowerを見せたのはこれが初のことでしょう。
それまでのPVでは切ない表情が多かっただけに、Flowerの年相応の表情が見られるのは貴重なことでした。
今回はPVの内容に焦点を当てつつ、プロデュースを担当した松尾潔の情報などもチェックしていきたいと思います!
ダンサブルでFlowerらしい雰囲気が魅力
今回Flowerが歌った「恋人がサンタクロース」では、ダンサブルでスタイリッシュな雰囲気で話題を呼びました。
原曲で踊ることももちろんできますが、ダンス&ボーカルグループという強みを活かすにはもっとFlowerのカラーを出すこと。
そうすることでFlowerにしか歌うことのできない「恋人がサンタクロース」を作り出すことができたのでしょう。
名曲なので他にもたくさんのアーティストが歌っていることで有名ですし、他と同じでは意味がありませんもんね。
ちなみに女性では松田聖子・島谷ひとみ・SCANDALなどがカバーしています。
女性グループでカバーしているアーティストは少ないので、Flowerの「恋人がサンタクロース」は貴重なカバーかもしれませんね。
プロデュースはあの大物プロデューサー!?
名曲を松尾潔プロデュースでキラキラ感をプラス!
今回「恋人がサンタクロース」を歌う上でプロデュースを担当したのは、大物プロデューサーの松尾潔。
数々の名曲を生み出し、ヒットメーカーと言われる彼の手で作られた「恋人がサンタクロース」は、従来のものよりキラキラ感が増しています。
抜群のダンススキルとビジュアルの良さがFlowerの持ち味でもあるのですが、ダンスだけでなくキラキラした若い女性アーティストの空気を出すことで他のカバーとの差を見せているのでしょう。
PVでもその効果は発揮されており、Flowerの年相応の表情や笑顔を引き出すことのできる、グループにとってもウキウキするような曲調が今作の魅力なのです。
松尾潔とFlowerは切っても切れない関係
松尾潔はEXILEの「Ti Amo」や「Lovers Again」、三代目J Soul Brothersではデビュー曲の「Best Friend's Girl」など、LDHとは縁のある人物です。
Flowerにとってもそれは同じで、デビュー曲「Still」を手がけたのが松尾潔だったのです。
元々切ない世界観を作り出すことを得意としているプロデューサーだったので、Flowerの持つ世界観ともぴったり一致。
デビュー曲が名曲という素晴らしいプロデュースをしてくれた彼とFlowerは、デビュー後も多々コラボをしています。
今回は切ない世界観よりも、キラキラしていて若い女性にしか出せないウキウキした空気、そしてFlowerらしいスタイリッシュさを追求した楽曲ですね。
デビューからグループを見ているプロデューサーだからこそ、グループの持つかわいさや可憐さを引き出すことができたのでしょうね。
PVのコンセプトはクリスマスパーティー!
メンバーで楽しむ女子だけのクリスマスパーティー

メイクルームでメイクをするメンバーの姿から始まる今回のPV。
メインボーカルは鷲尾伶菜と武藤千春が務めています。
クリスマスソングのPVとなると、想像しやすいのはサンタコスや真っ白な衣装だと思いますが、そこはFlowerらしい真っ黒でセクシーな衣装で登場!
当時グループの平均年齢は10代後半でしたが、映像を見るとどう見たって美しいお姉さんたち。大人っぽさがすごいですよね。
序盤では結構キリッとカッコイイ瞳をしていることが多いですが、プレゼントを渡すシーンに移り変わると急にニコニコとかわいらしい笑顔を見せてくれます。本当にこのギャップがたまりませんね。
Flowerはみんなタイプの違うかわいい系ときれい系が集まっているので、並ぶと圧巻のビジュアル。
他のPVではあまり見せることのない楽しそうな表情を見られるのは最高ですね。
やはりFlowerのかわいくてキュートな一面を見せてくれる貴重なPVなのではないでしょうか。
テレビパフォーマンスもチェック!
