米津玄師の曲はなぜ泣けるのか?
米津玄師ファンにとっては当たり前になっていますが、ずしんと悲しい曲調でもないけどよく聴きこむと深い意味が見えてきて泣けてしまう曲が結構あります。
これは米津玄師の曲の作り方に秘密がありそうです。
全体を通した共通のイメージとして、さわやかに歌い上げているので気が付きづらいのですが、非常にメロディアスな曲に仕上げられています。
歌詞も一見すると昭和レトロの雰囲気がありますが、よく読みこんでゆくと現代の言葉遣いで書かれています。
また、ところどころで韻を踏んでいるので、リズムが感じられ、全体が重くならないように作られています。
それにもましてノスタルジックな気持ちにさせるのは、みんなが子供のころに聞いた童謡のようなメロディが随所にちりばめられているからでしょう。
だから聴きこんでゆくうちに米津ワールドに引き込まれてゆくのですね!
このあたりの感覚はファン共通の感覚みたいです。
ツイッターのハッシュタグにも《#あなたの米津玄師泣けるソング教えてください》というのがあるくらいです。
今回はこのリツイートが多い順でランキングを作ってみました!
それでは米津玄師泣ける曲ランキングスタートです。
第10位「恋と熱病」
第10位は「恋と熱病」です。
この曲も最初に聞いた感じではアレンジのうまさに引き込まれて深い意味に気が付かないのですが、2度3度と聴きこむうちにグッと心に響いてくる曲です。
メロディーラインは童謡のようにシンプルで分かりやすく作られており、それをイングランド民謡のようなアレンジで仕上げられています。
「恋と熱病」の動画をチェック
「恋と熱病」の泣ける部分はここ!
泣ける部分といえばやはりここでしょう!
ちょうど曲が大きく展開した後のサビに入ったところです!
些細な嘘から炎症が起きた
ずっと微熱みたいに纏わりついて
愛していたいこと 愛されたいこと
棄てられないまま 赦しを請う
出典: 恋と病熱/作曲:米津玄師 作詞:米津玄師
「恋と熱病」の収録アルバムをチェック
『diorama』(ジオラマ)は、米津玄師の1枚目のオリジナルアルバム。2012年5月16日にインディーズレーベルBALLOOMから発売された。
恋と病熱 [4:22]
2012年04月05日に、南方研究所が手がけた全編アニメーションのミュージックビデオが投稿された。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Diorama
第9位「Blue Jasmine」
第9位は「Blue Jasmine」です。
この曲は出だしがレディガガっぽい作りですが、よく聴くとビートルズ風のアレンジでもあります。
まあビートルズの方が先ですので、ビートルズ風ということにしましょう!
4分音符の縦割り、ビート強調型の作りとなっていて、非常にノリの良い曲調ですが、この曲も何度も聴くうちに歌詞の意味が分かってきてグッと泣けてきます。
誰もが経験してきた悲しい過去をさりげなく思い出させるのでしょうね~!