軽快なシャフルのリズムで始まる「ミラージュソング」が泣ける曲かといわれるとちょっと微妙で、サーっと聴き流してしまうと分かりづらいかもしれません。
何度も聴いて耳が慣れたころに、心の葛藤がうたわれている歌詞に気づき泣かされるという曲です。
「ミラージュソング」の動画をチェック
「ミラージュソング」の泣ける部分はここ!
歌詞全体に心の葛藤が書き込まれていますが、やはりラストのこの部分がグッとくる部分ですね!
生きていけば今 生きていくほど さわれないものが増える
何も手に入れちゃいないのに 失くしていくとしても
生きていけば今 生きていくほど 愛おしい今も増える
何も手に入れちゃいないけど 失くせないものがあるんだ
出典: Mirage Song/作曲:米津玄師 作詞:米津玄師
「ミラージュソング」の収録アルバムをチェック
ミラージュソング[4:53]
かねてからツイキャス配信にて弾き語りで披露していた曲が音源化された。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Bremen_(米津玄師のアルバム)
第5位「花に嵐」
ここからはみんなが選んだ米津玄師の泣ける曲ベスト5となります!
「花に嵐」はハードなロック(ハードロックではありません)(笑)が基調となった曲で、一気に畳みかけるように迫ってきます。
色々なシチュエーションが徐々に迫ってきて、最後に何もできない自分が現れる・・・
この状況に共感して泣かされてしまう曲です。
ちなみに「花に嵐」は、「vivi」の歌詞に出てくる「さよならだけが・・・」の部分を合わせて考えると、文豪井伏鱒二にたどり着きます。
ちょっと余談ですがせっかくですから、井伏鱒二が和訳した漢詩の五言絶句「勧酒」を見てみましょう!
このさかづきをうけてくれ
どうぞなみなみつがしておくれ
はなにあらしのたとへもあるぞ
さよならだけが人生だ
勧君金屈巵
満酌不須辞
花発多風雨
人生足別離
出典: https://www.hiroshima-kankou.com/spot/7569
3行目4行目の訳を見ると分かりますが、もろにそのままですね!