「ナセバナル」の作詞作曲はつんく♂さんではありませんが、「きっと私は」の作詞作曲はつんく♂さんです。
真面目な雰囲気の出ている「ナセバナル」とは違い、「きっと私は」は弾けた感じのある曲に仕上がっています。
つんく♂さんの華やかで明るい、そしてちょっぴり軽い曲作りのセンスはさすがですね。
プロデューサーはつんくじゃない!?
しかし、「きっと私は/ナセバナル」の発売日のこぶしファクトリーのプロデューサーはつんく♂さんではありません。
つんく♂さんは喉の治療のため、2015年9月にはハロプロのプロデューサーを卒業。
ハロプロメンバーと同じように卒業してしまったつんく♂さんは一体どのような気持ちだったのでしょうか?
その後は残念ながらハロプロはつんく♂さんによるプロデュースではなくなってしまったのです。
しかし「きっと私は」の作詞作曲はつんく♂さん。
もう絶対にハロプロの曲は手掛けない!というワケではなさそうですね。
今はもうつんく♂さんとは離れたけれど、つんく♂さんのアイドルのイメージを上手に引き継いでいます。
つんく♂さんが教えてくれたアイドルの良さをどんどん出しながらこれからも活躍していってほしいですね。
楽器RECの映像にも注目
「ナセバナル」にはMVと同時に公開された楽器RECの映像があります。
その長さはなんと12分58秒!
作曲時の並々ならぬこだわりが感じられます。
厚みのあるサウンドはこのような本気の楽器演奏から生まれたんですね。
映像のはじめの方では、ドラマーが全くノッていません。
ただ間違えないように弾いているという感じ。
そんなドラマーに、
「もっと熱く!」
とプロデューサーが活を入れた瞬間に音楽が変わります。
一瞬にして音楽に迫力が出たのです。
「ちょっと重い」
とかそんな一言でガラリと変わってしまうサウンド。
プロデューサーという仕事の大切さが伝わってきます。
ドラマ、ベース、弦楽器とどんどんサウンドに厚みが増していき、鳥肌が立ちます。
楽器演奏者の意見も反映させながらどんどん良い音楽が出来上がってくる姿に感動。
アイドルグループの曲は、ついついルックスやメンバーの歌声ばかりに注目してしまいがち。
しかしこれを見ると、楽器があってこその音楽なのだと実感します。
曲作りへの熱い想い
楽器演奏にも真剣な姿が見られる映像は必見。
この人たちには、曲への熱い想いがあるのが映像を見ていて分かります。
すぐに家に帰りたいから中途半端に終わらせて帰るという人は1人もいません。
皆が曲作りに一生懸命で、満足できる音楽を作りたいという気持ちが素敵ですね。
おわりに
ハロプロ期待のユニット「こぶしファクトリー」。
こぶしファクトリーの曲にはとても強い意志が感じられるものが多く、力強い歌声と素敵な曲に多くの人が魅了されています。
曲作りへの想いも半端ではなく、会社全体で良い音楽を作り上げているところがすごいところ。
アイドルという枠を超えた、音楽アーティストとしての並々ならぬ想いが伝わってきます。
「辛夷の花」
今回の記事でこぶしファクトリーの「ナセバナル」が気に入った人には「辛夷(こぶし)の花」もおすすめです。
とても力強い曲なので是非聴いてみてくださいね♪
「ラーメン大好き小泉さんの唄」
「ラーメン大好き小泉さんの唄」は8人編成時代の曲ですが、元はシャ乱Qの「ラーメン大好き小池さん」です。
原曲を知っている人も知らない人も、面白い曲なので楽しめるでしょう。
これからも名曲揃いのこぶしファクトリーを応援していきましょう!
「辛夷の花」(こぶしファクトリー)の名曲の歌詞が深すぎる...!作詞はあの人!歌割り教えます! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
「辛夷の花」はこぶしファクトリーの初アルバム「辛夷其ノ壱」に収録されている名曲です。作詞にはこぶしファクトリーと付き合いの長い星部ショウが担当しています。CD情報や歌詞に加えて、歌割りも合わせてご紹介いたします。