「スマイル スマイル」(平原綾香)のMVには可愛い生き物たちが登場！？歌詞・ピアノ楽譜を公開！

「スマイル スマイル」は平原綾香の29枚目のシングルで、2012年7月4日にリリースされました。

カップリングは「Boy, I Wish You Were Here〜ここにいてくれたら〜」です。

作詞は平原綾香自身が行っています。作曲は内池秀和、編曲は平原綾香のデビュー曲でミリオンセラーを達成した「Jupiter」も手掛けた坂本昌之です。

なお、この曲は、NHKの動物番組「ダーウィンが来た! 〜生きもの新伝説〜」のテーマソングとして制作されました。

番組のテーマに合わせ、「地球とその生き物、そして人間を応援する歌」として作られたそうです。

自然や生き物を紹介する番組のテーマソングであるこの曲のMVには、2種類の生き物が登場します。

動物好きにはたまらない可愛い生き物たちで、思わず笑顔になってしまいますよ。

下記で動画を紹介しますので、まずは観てみてください。

映像作家の高橋洋平が監督したこのMVは、星空をバックにした地球の場面から始まります。

花やアンティーク風の時計などが次々と登場する、手作りの絵本の世界のような舞台。

そこへ、30秒頃に白いモフモフしたやつらがちらりと映ります。

あいつらは、もしや……！？と思う間もなく、平原綾香の映像に切り替わって歌が進んでいきます。

シックな服や、少女のような水玉ドレスなど衣装を変えて歌う平原綾香も可愛いですが、動物好きとしてはあのモフモフちゃん達が気になるところです。

すると、1分30秒頃に、再びやつらが現れました！

大中小と3頭も揃って、平原綾香にモフモフされている姿が可愛すぎます！

この動物は、あの人気者のアルパカに違いありません。

アルパカは、「アルパカ・スマイル」と呼ばれる、いつも微笑みを浮かべているような顔をしているので、この「スマイル スマイル」にぴったりですね。

調べてみたところ、この子達は那須アルパカ牧場で飼育されているそうです。

ウェブサイトを見てみると、他にもたくさんのアルパカがのびのびと暮らしていて、とても楽しそうな牧場でした！

興味がある人は、サイトを覗いてみてくださいね。

アルパカ可愛いな、モフモフできている平原綾香が羨ましいな、と思ってMVを観ていると、1分50秒頃に、さらにもう1種類の生き物が登場します。

それは、何故かリクガメ！

リクガメと言っても家庭でペットとして飼えるような小さいものから、ガラパゴスリクガメのような大型のものまで色々いますが、ここに登場するのはそこそこ大きめな種類のようです。

アルパカが登場するのは、スマイルつながりで理解できますが、リクガメは何故出てきたのか、ちょっと不思議ですね。

この「スマイル スマイル」は前述したようにTV番組のテーマソングで、生き物たちへの応援歌です。

でも実は、平原綾香はこの歌にもっと深い意味を込めていました。

東北で震災の被害にあった人たちの笑顔を念頭に置いて、この歌を作ったそうです。

インタビュー記事などでも、辛い時でも頑張って浮かべる被災者の笑顔に、心を打たれたと語っています。

ちなみに、平原綾香は2015年に「Jupiter基金」というチャリティー基金を設立し、その年ごとに困っている人々へ支援を続けています。

「スマイル スマイル」だけでなく、平原綾香の多くの楽曲が心に染みるのは、そうした、災難にあった人々に共感できるような、彼女の人柄が表れているからかもしれませんね。 

ではここで、歌詞の内容を読み解いてみましょう。

特に心に響く部分を抜粋して解説していきますね。

自分の辛い気持ちは隠して、他の人のために笑顔を見せられる人は、本当の強さや優しさを持っていると言っています。

明るいタイトルの楽曲ですが、ここで語りたい笑顔はうわべだけニコニコしているものではない、と冒頭から宣言しているようです。