Dragon Ashの「Life goes on」とは?

「Life goes on」(ライフ・ゴーズ・オン)は、2002年1月23日に発売された、Dragon Ashの10枚目のシングルです。

週間オリコンチャートでは1位を2週連続で獲得、2002年度年間4位を獲得した楽曲でもあります。

懐かしい!という声が多い、〇〇のCMソング!

Dragon Ashの「Life goes on」は、J-PHONEの「写メール」のCMソングとして起用された楽曲でした。

2002年のCMなので、懐かしい!という人も多いのですが、この記事を読んでくださっているあなたはどうですか?

また「写メール」という言葉が浸透し始めたのもちょうどこの頃であり、

メールに写真を付けるという機能がついているかどうかで売れ行きが変わるというくらい、当時の若者たちの間で求められた「写メール」。

この流行の最先端を象徴するCMとともに世の中に広く発信されていった「Life goes on」という楽曲も、

その人気から、同じようにスタイリッシュさの象徴であり、憧れの的となっていったことは言うまでもないですね。

Dragon Ash 「Life goes on」の歌詞解釈!

「Life goes on」がいかに人気曲だったかは伝わったと思いますが、

この曲に関しては、当時CMで何度も耳にしすぎて、逆に歌詞の意味について深く考えたことがなかったという方も多いかもしれません。

また、最近聴いて、歌詞の意味が気になったという方も多いのではないでしょうか。

今回はそんなみなさんのために、Dragon Ashの「Life goes on」の歌詞の意味和訳・徹底解釈していきます。

和訳から歌詞の意味を考えていく中で、新しい魅力に出会えるかもしれませんよ。

ラップのフローが止まらないように、君の人生を止めるものはない!

No one's gonna stop my flow yeah
The Lilies are still in full bloom you know?
No one's gonna rule out your way
So many case Da life goes on…

出典: https://www.youtube.com/watch?v=dcpJZRBEmkM

(誰も俺のラップのフローを止めないだろう)

(百合の花々は今満開だ、そうだよな?)

(誰もが君の進む道を支配はしたりしないだろう)

(だから多くの場合人生は続いていく...)

流れ出すようなラップのフローを誰も止めないように、百合の花が咲き乱れるのを誰も止めないように、

誰も君の進む道を邪魔することはないのだから、何事もなければ人生は続いていくという歌い出しですね。

例えが多いのですが、そのワードチョイスが全てかっこいいですよね。

また、"Da"は"The"のスラングです。

この曲に関して、当時の他の楽曲からは一線を画す、日本離れした楽曲だったというコメントが多いのは、

海外の曲をサンプリングして使っているということも理由の一つかもしれませんが、

この歌詞からも当時同じようにチャートインした他の楽曲とは違う感性が感じられた人も多かったのかもしれませんね。

続きの歌詞を見ていきましょう。

たくさんの想い、たくさんの人生に触れる喜び

Many minds so many lives all the time make me so crazy
Every time go every line for the mind Let me go faith way
No one's gonna stop beats and flow
Just a one little thing each one of us one another
Life goes on…

出典: https://www.youtube.com/watch?v=dcpJZRBEmkM

(たくさんの想いがあって、その数だけ多くの命があって、それに触れる度俺は狂喜する)

(いつだってその心の赴くままに舵を取れ、俺にも信じた道を行かせてくれ)

(誰もこのビートをフローを止めないだろう)

(それぞれに与えられた小さな、そしてたった一つのもの)

(命はそうして続いていく...)

多くの想いと、その数だけある多くの命、人々の人生に触れる度、「crazy」という言葉がしっくりくるくらい、喜びを感じるという歌詞。

この歌詞には、自分が今生きているという喜びとともに、みんなが生きているということに対する喜びが歌われているのがわかりますね。

それぞれに与えられた儚く、ちっぽけな、たった一つの命を、

この音楽を誰も止めないように、大切に持ち続けていけば命は、人生は続いていくと言っているのですね。

人生は続いていくといっても、それは人間のちっぽけな命を守り続けることであり、簡単なことではないということが歌われているようですね。

だからこそ、その命に触れることができると喜びを感じるといっているのでしょう。

作詞をしたDragon AshのKjにとって、多くの命に触れることができる場所、それはライブなのかもしれませんね。

長くても短くてもそれぞれの人生!無駄な人生なんてない!

Life is 時にそれは果てしなく長い道程でも
毎日の日々 それは風みたく早い勢いでも

But nobody can do it like you 遠くまで何重になる宇宙でChoose
一つだけStyle and Pattern You & I それぞれが無限大に
広がった Hey yo what's up 無駄なんてないさ 歌って My song
花を咲かせ Hey yo what' cha sayin' 沸かせ この歌に身を任せ

出典: https://www.youtube.com/watch?v=dcpJZRBEmkM

人生が「時にそれは長い道程」でも、「風みたく早い勢い」で流れていったとしても、

"But nobody can do it like you" 、つまり、誰も君と全く同じ人生を歩むことはできないといっているのですね。

「遠くまで何重になる宇宙」の無限の可能性の中で、自分だけのスタイル、そしてパターンを選んだ俺と君。

そうやってみんなそれぞれの道を進んでおり、その中に「無駄なんてない」ということですね。

そして、今こうして一緒に歌い、"Hey yo what' cha sayin'"、君の言葉が聞きたい、笑顔の「花を咲かせ」たいといっているのです。

「沸かせ この歌に身を任せ」という歌詞からも、やはり、この曲にはライブで多くの人と出会い、それだけの数の命・人生に触れることができた喜びと、

そんな喜びを分かち合ってみんなで盛り上がりたいというメッセージも込められていることがわかりましたね。

ライブパフォーマンスを大切にしているKjらしい歌詞ですね。