ゆずの「うたエール」とは?
「うたエール」は日本生命とゆずの「平昌2018冬季オリンピック・パラリンピック競技大会」に向けたプロジェクトのために作られた楽曲です。
2018年4月4日発売のニューアルバム『BIG YELL』にも収録される作品で、平昌五輪の開会式が行われた2月9日に配信限定で先行リリースされました。
そんな本作は曲名の通り歌で選手達に、そして、すべての人にエールを送るような作品。
まずはこの曲が生まれるきっかけとなったプロジェクトから紹介します。
「ゆず2018プロジェクトwith日本生命」が始動!2018人がゆずの"新メンバー"に?!
歌の力で「平昌2018冬季オリンピック・パラリンピック競技大会」の日本選手団にエールを送ろうと始まった本プロジェクト。
その名も、「ゆず2018プロジェクトwith日本生命」。
それに伴い、2017年10月27日から、2018人のゆずの“新メンバー”の募集を開始しました。
下記リンクでは2018人のメンバーの名前も確認できます。
本当にゆずの一員になったんだと実際に入ることができた方々はこのページを見て感極まったのではないでしょうか。
そして、平昌五輪が始まった2月9日にはCMも放送開始。
競技の中継とともに見たという方も多いと思いますが、笑顔が溢れるCMで見ているこちらまで思わず笑顔になってしまいますね。
3月18日にパラリンピックが閉会した後、公式サイトによると4月には卒業式も執り行われるとか。
去年の秋から始まったビッグプロジェクトの閉幕に感慨深いものがありますね。
そんな2018人、そして、ゆずも合わせて2020人の想いが詰まったMVを次に紹介します。
ゆず2018新メンバー発表 | ゆず2018プロジェクト with 日本生命 #ゆず2018
ゆず新メンバー2018名、集結!
2020人の大合唱で感動を届ける「うたエール」MVはこちら!
最初はゆずの二人の歌唱シーンから始まり、両サイドに赤い服や小物を身につけた"新メンバー"達が登場。
そこから、2018人の間を歩き始めます。
ゆずが通った後からだんだんと後ろに続いていく面々。
曲に合わせた振り付けは息がぴったりでとっても楽しそうです。
ロケ地は見てわかる人もいると思いますが、ゆずの原点でもある、横浜・伊勢佐木町ですね。
生まれ育った町並みをゆずが率いて向かった先は伊勢佐木町商店街(イセザキ・モール1・2st.)。
商店街を埋め尽くす笑顔は壮観ですね。
そして、北川さんの「1・2・3!」という掛け声ともに、2020人のアカペラ大合唱が始まり、その後にMVは紙吹雪が舞いフィナーレへ。
大合唱と、紙吹雪が舞う中の笑顔が溢れるMVはまさに圧巻の一言。
見ているだけで胸が熱くなる映像、参加者の皆さんはどんな気持ちだったのでしょうか。
ぜひ聞いてみたいものですね。
ゆず「うたエール」の歌詞を解釈!
ここまで、「ゆず2018プロジェクトwith日本生命」の概要と、感動のMVを紹介してきましたが、次は歌詞に込められた意味を解釈したいと思います。
今回はピックアップしての紹介ですが、聴くと勇気が湧いてくるような素敵な歌詞なので、お時間のあるときにじっくり歌詞を味わってみてくださいね。
生まれ、そして今生きていることが最大のギフト!
一生は誰にも(千載一遇)
与えられた 叶えられた 特別な贈り物
(さあいまこそ)
夢中で乗り越えて(その先へと)
どんなピンチも こりゃまたとない
チャンスに変えられるさ
(きっと変わる だからゆこう You Go!)
出典: うたエール/作詞:北川悠仁 作曲:北川悠仁・蔦谷好位置
生きていく中で、自分は特別恵まれているとか、自分の願いを叶えられているとか、思えることはなかなかないかもしれません。
しかし、この世に生を受けられた事こそ、紛れもない特別なギフトであり、望んだからから、望まれたからこそ、生まれてきた。
そう考えれば、自分だけの人生を今生きているこの瞬間、すでに願いを叶えているということになりますね。
そんな奇跡を起こして生まれ、生きているんだから、自分の可能性を信じて、どんな困難も乗り越えて行こうといっているのです。
「自分なりでいい」はその時の最大限ということ!
心配しなくていい(大丈夫)
肩の力抜いて(深呼吸)
上手じゃなくても(平気、平気)
自分なりでいい
すぐにはできない だからこそ
手にしたときの 喜びこみ上げる
出典: うたエール/作詞:北川悠仁 作曲:北川悠仁・蔦谷好位置
オリンピックに出る経験ができるのはごく一部の人たちだけですが、どうしても緊張して、それでも成功を掴みたいチャンスは誰にでもありますよね。
そんな時に思い出したい歌詞です。
特に「自分なり」でいいという歌詞は、適当でいいということではありませんよね。
自分が今までやってきたことに価値があるのだから、等身大の自分をぶつけられればいいということです。
本番では自分が実力だと信じていた力は出せないかもしれない。
それでもそれが今の「自分なり」。
これからもっと「自分」を高めていけばいいということなのです。
そして、すぐに結果が出ないことは確かに辛いことですが、だからこそ自分が望んだ結果を手にした時に喜びは大きい。
そんな風に考えようということですね。
前向きな考え方はいいとわかっていてもなかなか自分に落とし込めないものですが、こうして歌になると、すっと腑に落ちるのが不思議ですね。
ゆずの歌の力の凄さでもあるのでしょう。