みんなと同じじゃない

SEKAI NO OWARI【バードマン】歌詞の意味を解説!なぜ今日が愛しい?鳥に例える真意を深読みの画像

おはよう Early bird
頑張れたらそうしたいよ
こんな所で 燻ってばっかだけど

出典: バードマン/作曲:Nakajin,David Sneddon,Kasper Larsen 作詞:Saori,Fukase

何でもチャレンジできる人がいれば慎重な人もいます。

みんながみんなすぐに行動できるわけではないのです。

それは決して甘えサボりではありません。

できない自分のことは自分が1番よくわかっています

だから責めたり非難したりしないでほしいのです。

望まない1日

何で今
容赦もなく
始まった今日は
こんなに眩しいんだ
今日も何も出来ない
そんな日がまた終わっていく
でもきっと 明日は ああ

出典: バードマン/作曲:Nakajin,David Sneddon,Kasper Larsen 作詞:Saori,Fukase

また迎える気分の乗らない朝。

眩しい世界へと出なければなりません。

張り切って会社や学校に向かう人たち。

それに比べて僕は今日も何もできないのです。

がんばれない自分が苦しくて辛い…。

そんな自分に目を背けたくなります。

それでも1日が終わればまた朝を迎えなければなりません。

しかし明日こそはできる!そんな期待を胸に抱いているのです。

ただできない自分を責めるだけではく、不安の中にも期待をもっています。

変わろうとしている主人公の姿が目に浮かびます。

前向きな気持ち

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Early bird
最悪だった昨日も
あんな酷い 想いをしたあの日も
きっと今日の
為だったんだと
言える準備は
いつでもしておくから

出典: バードマン作曲:Nakajin・David Sneddon・Kasper Larsen 作詞︰Saori・Fukase

何もできなかった最悪な日。

ひどいことを言われたり傷ついたりしたとき。

そんな辛い日々も思い返せばどれも必要だったのかもしれません。

今こうやって前向きになれたのは過去のおかげなのです。

当時は苦しくてどうしようもなかったことでしょう。

しかしそんな過去がなかったら今の自分はありません。

大嫌いだと思っていた朝。

その朝を迎えられるのは幸せなことだ、ということにも気づくことができるはずです。

懸命に生きる今と過去

乗り越えてきた日々

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おはよう Early bird
何も寝てた訳じゃないさ
どんな日々も 何とか繋げてきたから

出典: バードマン/作曲:Nakajin,David Sneddon,Kasper Larsen 作詞:Saori,Fukase

何もできなかった日々も決して立ち止まっていたわけではありません。

辛くて苦しいときを乗り越えてきました

そんな過去が今と繋がったのです。

無駄な日なんて1日もありません。

輝かしい今日

きっと今
容赦もなく
始まった今日が
こんなに愛しいんだ
こんなに眩しいんだ
こんなに愛しいんだ

出典: バードマン/作曲:Nakajin,David Sneddon,Kasper Larsen 作詞:Saori,Fukase

毎日当たり前に始まる1日。

そんな1日がとてつもなく愛しいことに気づきます。

何でもない日だとしても同じ日は二度と戻ってきません。

だからこそ1日1日はかけがえのないものなのです。

これまで曲の中の主人公は眩しい外の世界が少し苦手でした。

しかしクライマックスではこんなに輝かしいときが来るなんて!

と、ニュアンスに違いが感じられます。

無理にがんばったり焦ったりする必要はありません。

自分のペースでゆっくりでも前へ進んでいければそれで十分なのです。

寄り添いながらも背中を押してくれる1曲